談山神社の祓戸社。
談山神社の西入山口~その手前右側に祓戸社は鎮座します。
身を清める処。
どこの神社でもそうですが、神社の入口付近に祓戸社はあります。俗界と神界を分ける境目のような場所でしょうか。
菴羅樹のお守り!談山神社
菴羅樹(あんらじゅ)という木をご存知でしょうか? 花梨(カリン)の原種になる樹木なんだそうです。談山神社のお守り販売所の方に教えて頂きました。あんらじゅ・・・あまり耳にしない樹木の名前ですが、この機会に覚えておきましょう。 談山神社のアンラ...
お札を割って厄除祈願!初穂料300円
厄年というのがあります。
好むと好まざるとに関わらず、皆に等しく回ってくるお祓いを必要とする年齢。
もちろん、生まれた環境や心構えによっても変わってっくるでしょうが、なぜか日本には厄年という考え方が定着しています。
祓戸社の厄除割符。
300円の初穂料を納め、お札に名前と年齢を書きます。真ん中縦に割れ目が入っていますが、お札を割って厄除祈願とするようです。
祓戸社の周りは池になっています。
談山神社の十三重塔も見えますね。
祓戸社の社の中に、さざれ石のようなものがありました。悠久の平和を祈念するさざれ石。
日本の国歌の歌詞にも登場します。
同じ桜井市内の大神神社にもさざれ石がありましたよね。
この石を見た途端、厳かな空気が私の周りで流れ始めました。独特の存在感があります。
祓戸社の前には、厄除割符の案内看板も出ています。
まずはお祓い。不要な垢を落としてお参り・・・といったところでしょうか。
厄除割符納札の手引き。
空手を想像してしまいますが、お札を真っ二つに割って厄除けにするという分かりやすい方法です。
体感を伴う祈願にはご利益がありそうですね。
談山神社の周辺は綺麗な桜で彩られていました。
談山神社の祓戸社前では、大晦日の午後3時から年越大祓式が執り行われます。
厄が気になり始めた方に、厄除割符の納札をおすすめ致します。