黄色と赤のツートンカラーが美しいアントワネット。
アントワネット(Antoinette)はチューリップの品種です。春爛漫の馬見丘陵公園(昨年度)に咲いていました。今年も3月半ばに差し掛かり、いよいよチューリップの開花が待ち遠しいですね。
馬見丘陵公園のアントワネット。
毎年開催されている馬見丘陵公園のチューリップフェアですが、その見頃は4月半ばでしょうか。気候条件にもよりますが、毎年4月10日前後が一番綺麗に咲いているものと思われます。アントワネットとは、これまた高貴な名前のチューリップですよね。
赤い縁取りが鮮やかなアントワネット
赤い単色のチューリップ。
これが最も頭に思い浮かべられるチューリップの姿ではないでしょうか。チューリップといえば赤、一番スタンダードな立ち姿と言えます。ところが馬見丘陵公園へ足を運べば、約50万株ものチューリップが色とりどりに咲いています。形や色のバリエーションが豊富で、見ているだけで楽しくなります!
アントワネットの名札。
それぞれのチューリップの傍らには、その品種名が案内されています。札の左下には Color; yellow red edge と記されます。red edge, つまり赤い縁取りを意味しています。赤と黄の見事なツートンカラーが見物客の目を引いていました。
公園内には休憩所やレストランも併設されています。
お花畑に囲まれながら、一日中チューリップを満喫することができます。
馬見丘陵公園のシンボル的建物ですね。
園内の案内所が設けられ、簡単なガイドを受けることができます。
地図をはじめとする資料も置かれていますので、馬見丘陵公園へ出向く際は訪れておきましょう。園内で観察できる野鳥も詳しく展示されています。立派な巣山古墳の模型もあり、古墳見学の予習が可能です。
真上に開くチューリップ。
この開き方がいいですよね、とても前向きで明るい感じがします。
アントワネットはまず黄色で咲き始め、次第にエッジに赤色が入っていくようです。
一つの茎から複数の花が咲く ”枝咲きタイプ” とされます。
こちらはウィスペリングドリーム。
直訳すれば、「囁きかける夢」?でしょうか。
そのネーミングもまた興味深いところです。命名者に聞いてみたいですね、その名前の由来を(笑)