国宝

奈良の仏像ガイド

東大寺戒壇院の四天王像!受戒の場所

国宝四天王像で知られる東大寺戒壇院。東大寺大仏殿から西へ少し歩いた所にあります。戒壇というだけあって、厳粛な雰囲気を醸すお堂が凛と存在していました。東大寺戒壇院。鑑真和上が来日して戒律を伝えた際、聖武天皇や孝謙天皇も受戒しています。受戒とは...
奈良観光

藤ノ木古墳の国宝沓!橿考研博物館

被葬者が不明とされる藤ノ木古墳。豪華な副葬品が多数出土したことで知られる古墳ですが、その出土品が橿原考古学研究所附属博物館に展示されていました。「美酒発掘」と題する2013秋季特別展の招待券が届いていたので、仕事の合間を縫って橿原神宮近くに...
奈良観光

東大寺転害門の盃状穴

約10万坪の敷地を誇る東大寺。大仏殿の北西方向に、天平建築の国宝転害門があります。以前から確認しておきたいと思っていた転害門の盃状穴(はいじょうけつ)を見に行きました。東大寺転害門の盃状穴。石段最上段に盃(さかずき)状の穴が彫られています!...
奈良観光

中宮寺菩薩半跏像の微笑!最古の尼寺

国宝仏の菩薩半跏像で知られる中宮寺。聖徳太子が母・穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)のために建立した尼寺です。鵤尼寺(いかるがにじ)とも称され、法隆寺夢殿の北東に位置しています。中宮寺本堂。頑丈そうなコンクリート造りの本堂で、昭和...
京都観光

慈母の美!広隆寺弥勒菩薩

年末に広隆寺を参拝した時、南大門に年頭儀式で知られる「釿始め(ちょうなはじめ)」の文字がありました。釿始めとは、新年に大工が初めて仕事をする日に行われる儀式のこと。転じて、建築に取り掛かる最初の日にも釿始めが行われるようになりました。建築に...
奈良観光

興福寺南円堂の国宝特別公開!圧巻の仏像群

恒例の興福寺国宝特別公開。2019年度の秋は北円堂と南円堂の同時公開となりました。北円堂を拝観する機会は度々あるのですが、南円堂はごくわずかです。興福寺さんから送られてきた招待券を手に向かいました。興福寺南円堂と特別拝観券。国内外を問わず、...
奈良観光

慶雲3年に建立!法起寺三重塔

斑鳩の里にそびえる法起寺三重塔。天武天皇13年(684)に着工され、慶雲3年(706)に完成した日本最古の三重塔です。三輪山の麓に住まう私にとって、「日本最古」という呼称には慣れ親しんだものがあります。日本最古の道が山の辺の道であり、日本最...
奈良観光

古市場の宇太水分神社にお参り

宇陀市菟田野区古市場に鎮座する宇太水分神社。水の神様として知られ、水分三座が祀られる国宝の本殿があります。宇陀山地の水分神社は、古市場を含めて3つあります。榛原区下井足、菟田野区上芳野にも鎮座しており、どれが本来の式内大社宇太水分神社である...
奈良観光

快慶の文殊師利菩薩!知恵を授ける国宝

私たちは文殊さん、文殊菩薩と言い習わします。実はもう少しきちんとした呼び名があって、文殊師利菩薩(もんじゅしりぼさつ)と言います。あまり聞き慣れない名前ですが、安倍文殊院の境内にも ”師利” 付きの名前が案内されていました。文殊師利菩薩。香...
奈良観光

長弓寺紫陽花と国宝本堂@生駒市上町

奈良県生駒市にある長弓寺(ちょうきゅうじ)。長弓寺は桜の名所ですが、訪れた初夏には紫陽花の花が咲いていました。長弓寺本堂と紫陽花。長弓寺の本堂は鎌倉時代の建立で国宝に指定されています。創建は天平年間に遡り、聖武天皇の勅願により行基が建立した...
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