日本語の意味

祈るの語源

「祈る」という言葉の語源はどこにあるのでしょうか。祈るの「い」は接頭語で、「のる」は古語の宣る(のる)を意味しているようです。飛鳥寺境内の花。口に出して、言葉の形で神仏に幸いを願うことを「宣る」と言います。心の中で請い願うことではなく、それ...
大正楼料理

唐草大根!刺身のツマ

刺身のツマにも色々あります。今回は大根の葉っぱを使った「唐草大根(からくさだいこん)」をご紹介します。日本料理における飾り切りの名称「唐草大根」。伊勢海老の手前に、くるっと丸まっているのが唐草大根です。唐草大根とは大根の葉っぱに切り込みを入...
奈良観光

欽明天皇の磯城嶋金刺宮跡

大和の枕詞。磯城嶋・敷島(しきしま)は大和の枕詞であり、日本国の別称です。日本を表す名称に「秋津島」がありますが、それとよく似たものですね。初瀬川の南岸に、第29代欽明天皇のお宮跡がありました。欽明天皇磯城嶋金刺宮址(しきしまかなさしのみや...
大神神社

三輪山麓の井戸!同床共殿の神勅

三輪山麓の”きよめの滝”へ上がって行く道中に井戸があります。狭井神社の薬井戸はよく知られますが、ひっそりと佇むその姿に目が留まりました。三輪山麓の井戸。四方に忌竹が立ち、紙垂が下がります。結界が張られていることから、神様とも何か関係があるの...
日本語の意味

お経の語源

お経の語源は織物の縦糸(たていと)にあります。縦糸が真っすぐ続いているところから、筋道を示し、仏の教えである真理を表すようになりました。英語に翻訳すると、お経は buddhist sutra になります。some scrolls of th...
日本語の意味

番(つがい)の意味

つがいの意味を考えてみます。番(つがい)とは「番ふ」の連用形名詞で、一対になったものを言い表します。「番(つが)ふ」は古語にも見られ、元来は「継ぎ合ふ」を意味しています。時計の秒針にデザインされた比翼の鳥。番(つがい)の鳥は、仲睦まじい夫婦...
奈良の仏像ガイド

橿原市の芋洗地蔵

橿原市の芋洗地蔵をご案内します。このページの写真は、全て2014年当時のものです。現在はこの地に芋洗地蔵は祀られていません。どこへ移されたのか定かではないのですが、備忘録として残しておきます。近鉄橿原神宮前駅近くに佇む芋洗地蔵。地名に残され...
日本語の意味

風薫り、山滴る初夏!

山滴る(したたる)初夏がやって参りました。季節は巡り、山の緑も日を追うごとに濃くなってきます。日中の気温もぐんぐん上がり、汗ばむ陽気が続きますね。初夏の明日香村風景。蓮華畑の向こうに甘樫丘を望みます。爽やかな初夏の風を「薫風(くんぷう)」と...
奈良観光

桜井市粟殿の弘法井戸

各地に見られる弘法大師空海が掘ったという井戸。三輪山を望む桜井市粟殿にも、「弘法の井戸」がありました。かつての磯城郡役所・大三輪町役場からの出口に当たる”出口橋”を渡り、桜井方面へ向かいます。一本左手の細い道を進むと、外山方面へ左折する角に...
日本語の意味

平群町のくまがしステーション

平群町の道の駅を「くまがしステーション」と言います。熊樫(くまがし)とは、葉の大きい樫のことを意味します。くまがしの「熊」はこの場合、大きいという意味の美称となります。平群町のくまがしステーション。平群の山の熊樫(くまかし)が葉を奈良の平群...
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