平群町の道の駅を「くまがしステーション」と言います。
熊樫(くまがし)とは、葉の大きい樫のことを意味します。
くまがしの「熊」はこの場合、大きいという意味の美称となります。
平群町のくまがしステーション。
平群の山の熊樫(くまかし)が葉を
奈良の平群町にある農産物販売所。
「道の駅 大和路へぐり くまがしステーション」の幟が風に揺れています。
国史跡の烏土塚古墳@平群町春日丘
平群谷最大の前方後円墳・烏土塚(うどづか)古墳。横穴式石室の中に納められた組合式石棺には ”斜格子文の線刻” があり、石棺装飾の数少ない類例として注目されます。場所は近鉄竜田川駅から西へ200mほど行った住宅街の中です。古墳の脇にはヘラブナ...
平群町には国史跡の烏土塚古墳などがあり、古墳の多い場所として知られます。
西に信貴山や生駒山地、東には矢田丘陵が迫る平野部に当り、古代豪族・平群氏の本拠地とされます。
美称の「くまがし」
くまがしの「くま」は隈取りの「隈」でしょうか?
くまがしという文字を見て、クマザサの隈(くま)を意味しているのかなぁと一瞬思いました。
ところが、そうではないようです。
どうやら隅っこを意味する「隈」ではなく、この場合は大きいを意味する「熊」なんだそうです。「熊」は動物の熊ではなく、美称の「熊(くま)」であることを覚えておきましょう。