2013年3月に行われた大神神社結婚式。
ご会食頂いたお客様がリムジンを手配されました。
列車のような車とでも表現したらいいのでしょうか(笑)豪華なリムジンはおめでたい結婚式によく似合います。当館でお食事の後、京都へ出向かれる際にご利用になられました。到着予定時刻より2時間も早く、料理旅館大正楼の玄関前に着いたリムジン。いや~、それにしても長いです。
玄関前に到着したリムジン。
まだお料理をお出ししている最中だったのですが、玄関前に長い車が停まっているとの知らせを受けて外に出ました。
リムジンの特徴!運転席と後部座席の仕切り
大神神社から当館までは徒歩5分の距離です。
挙式後の移動は、ほとんどの場合が徒歩になります。参道の参拝客にお祝いの言葉を掛けてもらいながら、花嫁行列風に会食会場である当館を目指します。
やっぱりリムジンは格好いい!
率直な感想を抱いた私ですが、お客様にお伺いしてみると、意外と格安にレンタルすることができるようです。
リムジンのレンタルは、一生の間にそう何度も体験できない贅沢ではないでしょうか。運転手の方と立ち話をさせてもらったのですが、本日は大阪の方からお越し頂いたようです。
運転手の方にお願いして中を拝見させて頂きました。
豪華な空間が広がります。
そもそもリムジン( limousine )とはフランス語で、御者と客室の間に仕切りの設けられた馬車の型式の一つを意味しています。ヨーロッパの貴族が乗る馬車を想像して頂ければいいでしょうか。
limousine はフランス中部のリムザンという地名に由来し、リムザンの羊飼いが着用するケープ付きマントのことも limousine と言っていました。
貸切リムジンの中を覗いてみると、確かに運転席とお客様の座席との間に仕切りがあります。
最近のタクシーでは安全面の確保のために、運転席と後部座席との間に仕切りが設けられていますが、もちろんリムジンの仕切りはタクシーのそれとは違います。前方が全く見えない仕様になっています。
三輪山と桜の風景。
春は婚礼シーズンでもあります。花嫁行列が大美和の杜展望台まで登って来るのはさすがに難しいかなぁと、ぼんやり考えたりもします。
リムジンの背後にかすかに三輪山の裾野が見えます。
当館大正楼はJR万葉まほろば線三輪駅前通りにあり、駅舎の背後に三輪山を望みます。
リムジンの運転手の免許の種類はどうなっているんだろうか?
そんなことも頭をよぎります。
昔はリッチな方々が、最寄りの空港からリムジンに乗って旅の帰路に着いていたのでしょう。今では一般庶民も海外旅行に出かけるようになり、大人数の移動手段が必要になったため、空港との連絡バスがエアポートリムジンバスと呼ばれるようになったのかもしれませんね。
婚礼料理の中の一品、鮑の酒蒸し青のり肝だれ。
数年前に、当館から大神神社までの移動に寿タクシーを手配されたお客様がいらっしゃいました。改めて料金表を確認してみると、リムジンの方がお得感があるような気が致します。
玄関にお着け頂いているだけで迫力が違います。
通勤や通学で通られる方も多い三輪駅前通り。日常の生活道路に非日常の空間が入り込みます。
大神神社の結婚式にリムジンを手配する。
ステータスを感じさせる新たな結婚準備の一つですね。