大神神社挙式の流れ。
披露宴会場の下見にお越し頂く際、大神神社の「結婚式のしおり」をお客様にお渡ししています。この度、在庫が切れたので参集殿まで足を運んで参りました。
大神神社の結婚式場・儀式殿。
お正月期間中とあって、境内は数多くの参拝客で賑わっていました。
修祓、祝詞奏上から親族盃の儀まで!結婚式の流れ
巫女さんの姿を拝見すると、なぜか周囲の空気が清められたような気がします。
当館大正楼の客室で行われたロケーション撮影の一コマ。
「寿」と書かれた結婚式のしおりを開きます。
まず目に映るのが観音開きで案内される三ツ鳥居、天皇社、おだまき杉等々。それぞれの位置が確認できる境内案内図ですね。さらにその案内図を開くと、左側から縁結びの神様、挙式次第、誓詞(ちかいのことば)、ご予約について、お申し込みについて、挙式スケジュールが次々に案内されています。
大神神社の夫婦岩の前の行列待ち。
縁結びの神様として信奉される夫婦岩。その祈願絵馬が掛けられている場所ですね。
【大神神社の挙式次第】
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神前結婚式
修祓 祝詞奏上 夫婦盃の儀 (指輪交換の儀) 御神楽奉奏 誓詞奏上
新郎新婦玉串奉納 斎主祝辞 親族盃の儀
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記念撮影
神前結婚式の進行は以上のような順番で行われます。
お正月シーズンとあって、年神様が降りて来られる門松が飾られています。
日本の歴史に名を残す国学者の本居宣長も、「神」といえば「みわの神」を指すというほど霊威の高い神が大神神社です。まさしく神々の中の大神様を意味し、古くから「大神」と書いて「おおみわ」と読み、長年に渡り尊ばれてきた歴史があります。
手水舎から見下ろす夫婦岩。
結婚式のしおりの裏側には、結婚の祝いを始めとする8つの人生儀礼が案内されています。
結婚の祝い、結婚記念日の祝い、出産の祝い、お宮参り、七五三の祝い、成人の祝い、厄払い、長寿の祝い。人生における節目節目に大神神社にお参りする方も多いのでしょう。
ともすれば忘れがちな銀婚式や金婚式を始めとする結婚記念日の祝い。
夫婦岩の前で列を作っていた参拝客の中には、大神神社で挙式をされたカップルの方々もいらっしゃるのかもしれません。
縁結びを祈願する独身男女にばかりスポットライトが当たりがちですが、結婚25年目、あるいは結婚50年目という節目を迎えたご夫婦の、夫婦円満を祈願する姿もあちこちに見受けられます。
古式ゆかしい神前結婚式。
今年も数多くのカップルが、大神様の元で二人の将来を誓い合います。
『大神神社の結婚式関連情報』