白色を基調にスタンバイする会場装花。
結婚式会食の打合せで、白色ベースの会場装花を承っていました。会食前に花屋さんにお届け頂き、美しい花々を目にします。夏に出回るトルコ桔梗と共に、上向きに付く緑色の実が目を引きました。
トルコ桔梗とヒペリカムの実。
この緑色の実を「ヒペリカム, hypericum」と言うそうです。オトギリソウ科に属し、ブライダルブーケなどにも使われています。てっぺん”頂部”に実を付け、縁起も良さそうです。
七夕の大神神社結婚式
ヒペリカムの花言葉は「きらめき、悲しみは続かない」。
時折しも彦星と織姫が出会う七夕の日、天の川の煌めきが頭をよぎります。
大正楼の会食会場。
本日の配席は少人数ということもあって、高砂席無しのスタイルです。
新郎新婦のお二人は、それぞれ列の真ん中に着座されました。
スタンドタイプの高砂装花。
”ダリアかまくら”も配され、華やかに会場を演出します。所々に覗くヒペリカムの実がアクセントを生み出します。
今日のグラタンは茄子とズッキーニ。
奈良産の古代ひしおも入っています。バジルも散らし、香り高く焼き上げます。
細かいフリルの入ったトルコ桔梗。
ゲストテーブルの卓上装花にも、ヒペリカムの実を飾ります。
錦玉羹の中に緑米を入れてみました。
道明寺粉で作るのが定番ですが、たまには変化球もいいものです。
ギュッと詰まった実。
小粒でもしっかり結実した感じがいいですね。
会場ウェルカムボード。
結婚式前日に新郎新婦様が来られ、手作りのウェルカムボードをご準備なさいました。天女の羽衣のようで、素敵なお迎えが出来そうです。
心のこもった折鶴。
多様な小物を散らし、小気味よく全体としてまとまります。
三角形に突き出る緑色の蕾(つぼみ)。
この蕾はトルコ桔梗のようです。開花すると白色になるんですね。
天に向かうヒペリカムの実。
艶々しています!
新郎新婦様、並びにご親族の皆様方、この度はご結婚おめでとうございました。どうぞ末永くお幸せにお過ごし下さい(^^♪