大神神社の久すり道で朴の木(ほおのき)を見つけました。
朴葉味噌や朴葉寿司で知られる、あのホオノキです。
朴の木。
プロペラのような朴の葉が空に透けて見えます。
大神神社は薬の神様としても有名なのですが、病気平癒の神様として名を馳せる狭井神社へ通じる「久すり道」には生薬に使われる薬草類が植えられています。
大神神社の薬道!クサボケ開花
様々な薬草が植えられている大神神社のくすり道。 結婚式が行われる儀式殿前から狭井神社へ向かう途中、木瓜(ぼけ)の花を目にしました。木瓜と言えば安倍文殊院の名物ですが、木瓜は木瓜でも枝が横に広がるタイプの草木瓜(くさぼけ)という品種のようです...
ホオノキの樹皮を使う和厚木
多くのご利益で知られる大神神社。
商売繁盛、家内安全、方除け、縁結びに病気平癒と多岐にわたります。
狭井神社の御神水である薬井戸。
薬井戸の水を求めて、全国各地から数多くの参拝客が訪れます。
朴の木はモクレン科に属するんですね。
日本薬局方にも収録されている厚木(こうぼく)は生薬の一種。
朴の木の樹皮が使われているんですが、和厚木とも呼ばれます。用途も記載されていますね・・・芳香健胃・去痰と書かれています。
お皿代わりにもなる朴葉は、料理屋でもよく使われています。
久すり道の薬草、薬木を鑑賞しながら歩くと、新たな発見があって興味が尽きません。