飛鳥坐神社の近くで、奇祭おんだ祭の看板を見つけました(2011年2月)。
天狗とおかめが描かれていますね。
火の用心を呼び掛ける高市消防署・高市防災協会の看板です。
ここは高市郡明日香村・・・奈良の高市は古くから薬の里として知られますが、なぜか奈良出身の政治家である高市早苗さんが頭をよぎります(笑)
飛鳥坐神社の陰陽石!子授けのご利益
子宝祈願の飛鳥坐神社。 飛鳥神奈備にお社を構え、日本最古の寺院・飛鳥寺にもほど近い立地です。 その他にも奈良県立万葉文化館、大原神社、鎌足産湯の井戸、水落遺跡などが徒歩圏内にあります。観光スポットの集まるエリアと言っていいでしょう。万葉文化...
秋津島~明日香村の長閑な風景
昔ながらの田園風景が楽しめる明日香村。
行き過ぎた開発に歯止めをかける政策が功を奏しているのでしょう。
飛鳥の風景には心が和みます。
天狗といえば猿田彦、道祖神の猿田彦大神に通じます。
道先案内人として先導役を担う天狗は、大和の祭りにおいても欠かすことのできない特異なキャラクターですね。
山々が重なります。
神武天皇が蜻蛉(とんぼ)が交尾して飛んで行くようだと喩えた大和の風景です。
大和の地名由来は「山処(やまと)」。
四方八方を山に囲まれた秋津島(あきづしま)は、トンボの情景と重なり「蜻蛉洲」とも書かれます。
りんごの飾り切り「アップルボート」。
舟型にデザインされたアップルボートですが、どこか山の連なりに似ているような気も致します。
おんだ祭は飛鳥坐神社の最大の呼び物になっていますが、三輪山をご神体とする大神神社でもおんだ祭はあります。田作男(たづくりおとこ)が農耕の所作を面白おかしく演じ、早乙女が田植えの所作を行います。
もうすぐやって来る春を待ちわびながら、奈良の冬は静かに流れていきます。