ぶどうと大根おろしはよく合うと聞いていたので、ぶどうのおろし酢和えを作ってみることにしました。
ぶどうの甘味と大根おろしの辛味が見事に調和して、絶妙な味を生み出します。
使用したぶどうは巨峰。
8月から10月にかけて旬を迎えるぶどうです。
今回はおろし酢にミキサーにかけたぶどうを合わせ、しばらくなじませてみました。お出しする直前にミキサーにかけたぶどうを掛けるのもいいでしょうね。
ぶどうの選び方のコツをご案内しておきます。
高妻のおろし和えで祝う結婚式
農産物直売所で高妻(たかつま)という葡萄の品種に出会いました。 そのネーミングからも、結婚式の祝いの席に向いているのではないかと思い、迷わず購入してみることに致しました。 高妻のおろし和え。 9月に最盛期を迎えるぶどう。デザートの食材ではお...
ブルームが付いていて、テカテカ光っていないぶどうを選ぶ
ぶどう選びの最重要ポイントですね。
ぶどうの表面に出ている白い霧のようなブルーム。
ブルームとは水分の蒸発を防ぐために、ぶどう自らが発する防衛手段なのです。ブルームがしっかり付いておらず、テカテカ光っているようなぶどうは避けましょう。
軸が太く青々していて、実がぎっしりと詰まっている。
水分の抜けたぶどうは”ぎっしり感”に欠けてしまいます(笑)
一粒一粒の実にハリがあって、ぎっしりと詰まったぶどうの房は新鮮な証拠でもあります。
さらに、軸は古くなると茶色く変色します。
青々とした軸の色が、良いぶどうの目安となります。
美味しいぶどうのおろし酢和えを作るに当たって注意する点は、おろした大根おろしを20分ほど放置しておくことでしょうか。この20分の時間が大根おろしの辛味を抜いてくれます。
今回は黒系の巨峰で作ってみましたが、青系のマスカットでもトライしてみようかなと思います。どんな味になるんでしょうね、今から楽しみです。