姿形をとどめない。
これはやっぱり大切なことなのかもしれませんね。
松尾寺の柴燈大護摩壇(さいとうだいごまだん)。
古いお札やお守りがこの場所で焼却されます。
重荷を下ろす!日本最古の厄除霊場・松尾寺
夏のカサブランカが人気の松尾寺。
視点を変えて、護摩壇に注目してみるのもいいですね。
片づけ上手、断捨離(ダンシャリ)、整理整頓などの言葉が日の目を見る昨今。
物余りの時代にあって、私たちの身の回りには普段使わない不要な物であふれ返っています。
お札やお守りも新しい方がいいですよね。
松尾寺本堂。
重荷を取り払いたい、どんよりとした雰囲気から抜け出したい、そんな思いを持つ人々が厄除けに訪れるお寺です。
柴燈大護摩壇と本堂。
三重塔へ向かう石段から撮影してみました。
お釈迦さまだって荼毘に付されています。
残されたものはお釈迦様のお骨、舎利のみでした。
神社へ参拝しても、「古神符納所」と書かれた看板をよく見かけます。きれいさっぱり新たな出発を期して、昔の願い事は柴燈大護摩壇にて焼却されていきます・・・。