春日大社の境内で連珠・剣頭・巴の文様を見つけました。
どこかで目にしたことのある文様だなと思っていたら、浄瑠璃寺の九体阿弥陀堂の供物壇にあった文様と同じであることを思い出しました。
連珠剣頭巴紋。
珠が連なる連珠、剣の頭を模った剣頭、三つ巴などで知られる巴の文様が描かれています。魔除けの意味が込められているそうです。
紀伊神社は春日大社奥の院
春日大社の十五社巡りにおいて、以前に足を運んだことのある金龍神社。金龍神社より先の紀伊神社にはまだお参りしていなかったこともあり、真夏の昼下がりに参拝してみることに致しました。十五社巡第十一番納札社の紀伊神社。紀伊神社へは春日大社本殿から若...
例祭6月5日!平安時代初期創建のお社
境内にひっそり佇む総宮神社。
その起源は平安時代までさかのぼります。社殿の意匠に目を凝らすと、連珠剣頭巴紋が見られました。
春日大社の総宮神社。
平安時代初期に興福寺境内に創建されたと伝わります。その後、明治時代以降になってから春日大社境内に遷座された歴史を持ちます。
天照大神、八幡神、春日神、伊勢神、白山神をはじめ数多くの神々が祭神として祀られています。
日本の神様の揃い踏み、といったところでしょうか。例祭は6月5日に催されます。
春日大社の境内は鬱蒼とした杜の中。
辺りに霊気が漂い、ここがパワースポットであることを伺わせます。
浮見堂をバックに草を食む奈良公園の鹿。
神社仏閣の屋根瓦の文様にも、巴紋や連珠紋、剣頭紋をよく見かけます。
神社の狛犬が首から掛けている”赤いよだれかけ”なども魔除けの意味が込められていましたよね。火難除けの懸魚や龍などにも似たような願いが感じられます。連珠・剣頭・巴紋、この機会に是非覚えておきましょう。