豊浦寺跡の蛙股!龍の装飾

聖徳太子の霊場にもなっている豊浦寺跡(向原寺)。

蛙股には立派な龍の彫刻が施されています。

豊浦寺跡の蟇股

手水処だけが龍の居場所ではないようです。

蛙股の意匠にも使われ、参拝客の視線を集めていました。

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本蟇股と板蟇股!二種類の蟇股

上部の荷重(かじゅう)を支える役目を担う蟇股。

下方が開いて蛙の股のような形をしていることから蟇股(かえるまた)と呼ばれているわけですが、単なる装飾用に取り付けられるものもあるようです。

写真の蛙股なども、かなり装飾寄りなのかもしれません。

蟇股にも二種類あって、厚い板で出来た板蟇股と、蛙の股の形の本蟇股とがあります。実際に蛙の股の形をしていないものは、板蟇股に分類されるのかもしれません。

難波池

豊浦寺跡近くにある難波池。

仏教を目の敵にしていた物部氏によって、百済王から贈られた大切な仏像が投げ込まれた池です。

大阪の堀江に捨てられたとする説もありますが、豊浦の地元の方々はこの難波池(なんばいけ)に捨てられたとお考えのようです。

蟇股のカエルと池が結び付きます・・・

百済王寄贈の仏像ですが、今は無事にご帰還を果たし、豊浦寺跡の本堂内に祀られているそうです。

さすがに蛙は縁起が良いですね。カエルは ”返る、帰る、還る ” にも通じています。
<豊浦寺跡の関連情報>