山の辺の道の途上に、歯の神様を祀る歯定神社があります。
犬歯や臼歯を思わせるような磐座が3つ鎮座しており、境内には独特な雰囲気が広がります。
歯定(はじょう)神社の磐座。
歯定神社は、戦艦大和の守護神を祀る大和神社の末社とされます。
歯定神社の御祭神
歯定神社に祀られる神ですが、オオナムチとスクナヒコナのようです。
吉野山に関屋地蔵という”歯”にご利益のあるお地蔵さんがいましたが、県内でも珍しいのではないでしょうか。
毎年1月15日には例祭が執り行われます。
御祭神は大己貴神と少彦名神です。
歯の神様なんて、とてもレアな存在ですね。まさしく奈良観光の穴場です。
山の辺の道ルート上にある歯定神社。
鎮座地ですが、長岳寺からは北へ向かいます。
柿本人麻呂の石碑を右手に見ながら、お地蔵さんが並ぶ緩やかな坂道を登った所です。山の辺の道散策の折には、是非訪れておきたい穴場スポットです。