富裕層向け旅行商談会に参加する春日大社

外国人観光客の増加に伴い、各地で盛んに行われている旅行商談会。

そう言えば私も、奈良県旅館組合からアジアで開かれる旅行商談会のお誘いを頂いたことがあります。日本への旅行熱が高まる中、第60次式年造替を控える春日大社の神職と巫女が、南仏の保養地カンヌで開かれる富裕層向け旅行商談会に参加されるようです。

春日大社の榎本神社

春日大社の榎本神社。

20年に一度、新たに造り替えられる春日大社の社殿や調度品。新たに生まれ変わる再生の息吹は、外国人観光客の目にも深く印象付けられることでしょう。

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パレートの法則を思わせる富裕層の旅行消費額

旅行業界のみならず、どのようなジャンルであれ、ビジネスを行っていく上では富裕層に目を向けるのは自然な流れではないでしょうか。

マーケティングの世界では、有名なパレートの法則というのがあります。20対80の法則とも言われ、会社の中の営業部門でもよく話題に上ります。例えば100人の営業部署があったとして、その中の成績優秀な20人の営業社員が部署全体の80%の売上を上げるというものです。

世の中の富裕層は20%にも満たない、ごく少数派に属するものと思われますが、そのごくわずかな富裕層がかなりの消費を行うのは予想が付きます。

春日大社の夫婦大国社

春日大社の縁結びスポット・夫婦大国社。

世界の旅行者に占める富裕層の割合は約3%と言われます。

20%どころか、わずか3%なんですね。その3%の富裕層が全体の旅行消費額の25%を占めるのだそうです。

やはりこの傾向は、どこかにパレートの法則を匂わせます。ターゲットを絞って営業活動を行うことで、より効率的に成果をあげることができます。

会社に入りたての頃は、度胸試しも兼ねて飛び込み営業をしたものですが、効率の悪さは目に見えています。あれはあれでいい経験になるのですが、いつまでも飛び込み営業をしていては笑顔と体力が持ちません(笑) どこかで波長の合う顧客を見つけて、その顧客の背後に広がる人脈を掘り下げていくのが本来の営業です。

春日大社の紀伊神社

春日大社の奥の院・紀伊神社。

2015年春には、本殿の改修を迎える春日大社。日本の伝統的な神事を世界に発信するにはいい機会です。そこで、富裕層にターゲットを絞るというのも賢明な策だと思われます。

旅行消費額全体の4分の1を占めているとは、改めてその規模の大きさに驚きます。

まさしく桁違いの旅行客、それが富裕層なのかもしれません。もちろん、これは一般旅行客を意識してのことです。富裕層の心をつかめば、その影響力は計り知れません。一般旅行客に飛び火していくのも時間の問題でしょう。

若い女性が動けばマーケット全体が動く。

それと似た流れが、富裕層向け旅行商談会にはあります。富裕層が動けば一般旅行客も動くのです。

全世界から注目される式年造替になることをお祈り致します。