飛鳥資料館の石人像。
先日、久しぶりに飛鳥資料館へ行って参りました。
ゴールデンウィーク明けには特別展が催され、多くの人で賑わいを見せる飛鳥資料館ですが、さすがにオフシーズンの平日とあってとても静かでした。
県道15号線沿いにある飛鳥資料館ですが、ちょうど明日香村と桜井市の境目に位置しています。飛鳥資料館の住所は、奈良県高市群明日香村奥山になっていますので、かろうじて明日香村に入ります。
飛鳥御原宮の立体模型も展示
飛鳥資料館の玄関を入ってすぐの所に、飛鳥浄御原宮の模型が展示されていました。
足下に航空写真のパネルが広がり、飛鳥全域を俯瞰することができます。
橘寺や飛鳥寺の模型もあります。
飛鳥上空から眺めているような錯覚に陥ります。
これは飛鳥ファンにとってはたまらないですね。
館内には亀形石造物のレプリカも展示されていました。
こちらはホンモノの亀形石造物。
万葉文化館から酒船石へと続く丘の麓に佇む本物の亀形石造物。やはりリアルな遺跡には代え難い迫力が感じられます。
以前に一度見てみようと思ったのですが、拝観料が必要とのことであきらめていました(笑)
今思えば、やっぱり見ておくべきでしたね。
大して高い拝観料ではないわけですから、その時にしか訪れないチャンスを逃すのはもったいないですよね。
飛鳥資料館には亀形石造物の他にも、数多くの石造物レプリカがあります。
本物の石造物が展示されているのは、石人像と須弥山石だけではないかな・・・と思います。
飛鳥資料館にある亀石、猿石、酒船石なども本物ではありませんが、精巧によくできたレプリカですので、石造物の雰囲気を大まかに掴むことはできます。
資料館に居ながらにして、飛鳥観光が楽しめる。
ちょうどそんな感じでしょうか。
飛鳥資料館の入館料は大人260円です。
万葉文化館と並んで、飛鳥を代表するおすすめの文化施設ですね。
<飛鳥資料館の関連情報>