飛鳥資料館の石造物レプリカをご案内致します。
飛鳥資料館の正門を入ると、すぐ目の前に庭が広がります。
その庭の中に石造物レプリカが配置されています。
あくまでもレプリカですから、本物に出会うためには明日香村に散在する現地に赴く必要があります。
あるいは、石人像や須弥山石のように飛鳥資料館の館内に展示されているものもあります。
見れば見るほど不思議な石造物ですよね。
猿石の背面を飛鳥資料館に観る
猿石も二面石である。言われてみれば確かにそうなんですが、橘寺の二面石の陰に隠れて見過ごされがちです。飛鳥の猿石は、近鉄飛鳥駅近くの吉備姫王墓に安置されています。複製ではない本物の猿石を見るためには、吉備姫王墓に足を運ぶ必要があります。ただ一...
飛鳥の石造物の謎
飛鳥の石造物は誰が何のために作ったのか?
結界を表す標石の役割を担っている石造物も多いのではないでしょうか。あるいは斉明天皇の道教世界が再現化されているとも言われます。
でも、そんなことはどうでもいいような気がして参ります。
謎に満ちた飛鳥への入口にある石造物。
その象徴としての役割だけで十分ではないでしょうか。
飛鳥に興味を抱くきっかけにさえなってくれれば・・・そんなふうに思います。
どんな世界でもそうですが、知れば知るほど疑問は湧いてきます。
どうでもいいようなことは、そのままの状態でほったらかしにされているものです。
少しの謎解きがさらなる疑問を投げ掛けます。
飛鳥の入口に位置する飛鳥資料館
飛鳥資料館は、飛鳥を知る上での様々な材料を提供してくれる場所です。
桜井方面からアクセスした場合、飛鳥の玄関口に当たる場所に飛鳥資料館はあります。
立地的にも、正しく飛鳥の入口に位置しています。
飛鳥資料館から明日香散策を始める・・・飛鳥攻略法の王道なのかもしれませんね。
飛鳥資料館からさらに足を伸ばして、ミステリアスな輝きを放つ本物の猿石を見学するために、近鉄飛鳥駅近くの欽明天皇陵から猿石への道を辿ります。
そぞろ歩きのスライドショー動画をどうぞお楽しみ下さい。
◇石舞台古墳 飛鳥 飛鳥の謎の石造物を代表する石舞台古墳。蘇我馬子のお墓!?