おほみたからの意味

天皇が治める国民のことを大御宝(おほみたから)と言います。

なんだかとても有難い言葉ですよね。

あくまでも搾取の対象ではない国民。神道における司祭の長である天皇には「国中平らかに安らけく」と祈る役割があったと言います。

欽明天皇陵

明日香村の欽明天皇陵。

おほみたからの「大御(おおみ)」は接頭語に当たります。

尊敬の意味を表す「大」と「御」を重ねた語で、「御」を単独で用いるよりも強い尊敬の表現となります。天皇のお食事を大御饗(おほみあへ;おおみあえ)、さらには天皇や皇族の乗る馬を大御馬(おほみま)と言ったりしました。お味噌汁は「御御御付(おみおつけ)」ですが、よく似た表現法ではないでしょうか。

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天皇が宝とされる国民

今年の5月に改元を迎える我が国ニッポン。

私たち国民は国の象徴である天皇のタカラなのですね。改めてその意味を噛み締めます。

大神神社の車祓え所

大神神社の自動車祓所。

”古語のおほみたから” ですが、その他の漢字表記には「百姓・公民(おおみたから)」も見られます。国の成り立ちに想いを馳せれば、なるほどと膝を打ちますね。

崇神天皇陵

第10代崇神天皇陵。

大和言葉の響きは、すべからく私たちの胸を打ちます。

言霊の幸はふ国(ことだまのさきわうくに)に生を享けたことに感謝します。