ロールキャベツのレシピにも色々ありますが、簡単な作り方をご案内します。
基本のレシピをマスターして、美味しいロールキャベツを頬張りましょう!
今回の材料はキャベツ、挽肉、人参、玉ねぎ、セロリ、椎茸です。
ロールキャベツの挽肉ダネの中には、お好みの野菜を入れて構わないと思います。まずはポイントを押さえておきましょう。
【タネを冷やす】
ロールキャベツを作る上では、とても大切なポイントになってきます。
挽肉もそうですが、炒めた人参・玉ねぎ・セロリ・椎茸も一旦は冷蔵庫で冷やしておきます。挽肉は冷えた状態でこねることによって粘り気が出てきます。余計なつなぎを加えないためにも、とても重要なプロセスになってきます。
たっぷり2時間煮込んで、キャベツと肉を一体化
用する挽肉は合挽き肉が良いでしょう。
今回は牛肉と奈良特産のヤマトポークを使ってみました。
タネを仕込んだら煮込みの工程に入ります。火加減はじっくりコトコトがいいでしょう。
ワイン煮込みと同じように”ミジョテ”を意識しながら、焦らずにゆっくり進めていきましょう。ロールキャベツは「時間が作る」と言っても過言ではありません。
【煮込み時間】
煮込み時間はたっぷり2時間。
40~50分でもお肉は柔らかくなりますが、さらなる高みを目指します。お鍋に隙間なく並べて、中火の弱火で2時間たっぷり煮込みます。余計な味は加えないで、水だけで煮ます。
肉の堅さのピークは20~30分ぐらいです。
それを過ぎると急に柔らかくなってきますので、ロールキャベツはゆっくり時間を掛けて煮込むことが重要です。キャベツと肉の一体感が味わえる美味しいロールキャベツに仕上がります。
【挽肉の味付けは塩、こしょう、ケチャップで】
肉の味付けは塩、こしょう、ケチャップで十分だと思われます。
その他の調味料は一切必要ないでしょう。ロールキャベツは小さい葉と大きい葉で二重に包むわけですが、包み終わってもキャベツが余ることがよくあります。余ったキャベツもお鍋の隙間に押し込んで、一緒に煮込んであげるといいでしょう。
肉や野菜の甘味を存分に吸いこんで、得も言われぬ味になります。
ちょっぴり煮汁を残して仕上げ、盛り付けの際に上から掛けることをおすすめします。冷蔵庫で一晩寝かしても美味しいロールキャベツの出来上がりです。