暑くなると食べたくなるトマト料理。
茄子トマトのバジルグラタンも定番ですが、オクラやパプリカ、とうもろこし等と合わせたゼリー寄せも人気です。涼し気な見た目で、食欲をそそります。
桃太郎トマトの夏野菜ゼリー寄せ。
完熟型の桃太郎は甘味が強く、程良い酸味がアクセントになっています。トマト釜の中に夏野菜とゼリーを詰め込み、奈良産のひも唐辛子を添えて供します。キンキンに冷えたガラス皿に盛った方がいいでしょう。盛り付けの途中でゼリーが溶けてしまっては台無しです。
桃羊羹とメスレー!丸みがあってズシリと重いトマト
やっぱり丸いトマトは美味しいですね。
美味しいトマトの見分け方ですが、形と重量が大切なポイントになります。角ばったトマトよりも丸味をおびたものを選びましょう。品種にもよりますが、概して丸くて重いトマトは外れがありません。
比較的寒い時期にも出回る先の尖がったトマトをよく見かけますが、あれはファースト系に分類されます。丸い桃太郎系とは品種が違います。ファースト系のトマトもそれなりに甘いのですが、やはり桃太郎トマトには敵いません。
紅白花大根とさざ波胡瓜。
お造りのあしらいも涼し気に演出します。
桃羊羹。
夏の果物と言えば桃ですが、錦玉羹の中に入れてみました。
桃はやや色落ちが気になりますので、極早生品種の姫小夏(ひめこなつ)などで試してみると面白いかもしれません。
国産桧風呂。
浴槽にお湯を張ったところです。
風呂場の引戸。
正倉院紋様の花喰鳥(はなくいどり)が舞います。
二層の羊羹です。
羊羹の横にメスレーとキーウィを添えます。あっさりと漉し餡で仕上げました。
ゼリーの味付けは出汁ベースです。
カツオと昆布の出汁に、少しニンニクを刻んで投入しました。
古代日本の吉祥文様です。
花喰鳥は何を運んでいたのでしょうか?
大空を飛翔する鳥に、様々な想いを重ねた古代人たち。ライト兄弟が空を飛んだのは1903年のことです。長い歴史に照らせば、ほんの少し前の出来事です。長きに渡って憧れ続けてきたであろう大空の世界。自由自在に飛び交う鳥たちを見て、縁起を担いだのではないでしょうか。
檜の香りが立ち込めます。
癒しの空間ですね。
今年は梅雨明けが遅いですね。
こらから始まるであろうGO TO トラベルキャンペーンですが、未だ明確なことが分かっていません。国や自治体も混乱の中にあります。仲を取り持つ旅行業者も回答待ちの状態でしょうか。
コロナ禍の中で回して行く経済。程良いバランスを取りながら、新しい生活様式に沿っていこうと思います。