「陸海苔(おかのり)」という野菜を産直市場で購入しました。
その名前からも ”陸上の海苔” を表していることが分かります。おかのりに含まれる栄養素はカルシウムやビタミンで、栄養的にも大変優れた野菜です。今回はさっと火を通して肉料理に添えてみました。
農薬不使用のおかのり。
今まで「おか」と名の付く野菜を何度か試してきました。
「おかわかめ」や「おかひじき」など、どれも体に良さそうな食材ばかりです。
炙っておにぎりに巻いても美味しい食材
おかのりは生のまま包丁でたたくと、独特のぬめりが出てきます。
分類上はオクラの仲間のようで、なるほどといった感じですね。
おかのりの葉脈。
さっと火を通した葉の裏側です。
くっきりと表情が出ていて面白いですね。
今回は湯通ししましたが、炙って乾かすとより海苔に似た特徴が楽しめるようです。
大神神社の斎館。
玄関前には幾つもの番傘が広げられていました。
斎館って?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは祭事の前に神職が身を清める場所です。
徳島産あわびの刺身。
唐草大根を添えて供します。
細やかなフリルが縁に付いていますね。
おかのりはなかなか可愛らしい野菜です。
天ぷら、お浸し、味噌汁など様々な料理に使えそうです。
徳島産の鮑が入荷するのは結構珍しいことです。
丁寧に捌きながら、肝は自分の胃袋の中に収めました。
活日神社から狭井神社へと続く参道。
隆起する木の根っこに生命力を感じますね。
しっかりと大地に根を張り、数多くの参拝客を見守って来たであろう三輪山麓の木。なんだかおかのりの葉脈が頭をよぎってしまいました。