フルーツカッティングの技法に、林檎のリーフカットがあります。
リーフカットとは飾り切りの一種で、木の葉型にずらしながらカットする包丁技です。
スワンアップル。
リーフカットで作った「白鳥リンゴ」。
りんごの他にも梨で作ることが出来ますが、見栄えがいいのはリンゴです。
褐変を防いで盛り付け!ボートや白鳥で飾るテーブル
リーフカットのやり方ですが、包丁の刃元から切っ先までを使って切り込みを入れていきます。
カッティングしたリンゴは褐変(色が変色)してしまいますので、すぐに塩水や酢水にさらして色落ちを防ぎます。リーフカットを少し応用すれば、アップルボートなども作ることができます。
大正楼中庭。
西瓜などに切り込みを入れるカービングが流行っていますが、フルーツカービングの本場はタイですよね。
人気のカービング教室も各地に見られ、日本でも受け入れられています。フルーツカービングはかなり本格的な技術を要しますが、フルーツカッティング程度なら誰でも出来ます。
アップルボート。
リーフカットからわずか一工程でアップルボートに早変わりします。
土台の部分だけを外し、残りの積み重なったリーフカットを半分に切ります。それを再び土台の上に戻し、木の葉型をずらせば出来上がりです。
リーフカットを英語で表現すれば、leaf cut ということになりますね。
パティシエの技術として知られるリーフカットですが、素人でも意外と簡単にできますのでトライしてみましょう!