12年前に訪れた新薬師寺。
境内で仏手柑飴なるものを発見しました。このアメは長寿飴なのだそうです。
仏手柑。
仏手柑(ぶっしゅかん)とはインド東北部原産のシトロンの一品種であり、その名前から柑橘類であることがうかがえます。
新薬師寺十二神将と薬師如来
国宝の薬師如来と十二神将で知られる新薬師寺。霊験あらたかな新薬師寺を久しぶりに訪れて参りました。新薬師寺本堂と拝観パンフレット。ご本尊の周りを十二神将立像が守っています。新薬師寺は秋に開花する萩の名所でもあります。見頃はやはり9月以降になり...
まるで千手観音!インド原産の聖果実
一目見ると、忘れられない仏手柑。
まるで千手観音を思わせる珍しい形をしています。
聖果実と銘打たれています。
仏様の手を連想させる、実に有り難い果実です。便秘、頭痛、神経痛に効能があるんですね。インド東北部原産というだけあって、寒さには弱い品種のようです。お釈迦様由来のインドが原産地ということも、仏手柑の存在を際立たせます。
新薬師寺の本堂。
均整のとれた美しいラインです。国宝に指定されている、創建以来の建物です。本堂の中にはご本尊の薬師如来坐像が安置されています。薬師如来への願い事は、現世での健康長寿ではないでしょうか。長寿飴の仏手柑飴が境内に置かれていたのも頷けますね。