TV番組で見たワカモレに触発されて、鮪とアボカドの和え物を作ってみました。
以前からよくお出ししている一品ですが、今回はキャラボ・グロワーズ社の高級アボカドを使いました。アクセントに玉葱を入れ、コクの中にもキレを生み出しています。
鮪とキャラボ(アボカド)の和え物。
キャラボ・グロワーズ社(Calavo Growers)は米国のカリフォルニア州にある会社です。
アボカドと言えばメキシコですが、なぜかアボカド生産量世界一を誇る会社はアメリカ合衆国にあります。1924年創業の会社で、キャラボという名前はカリフォルニアのCal とアボカドのAvo に由来しています。キャラボのアボカドは樹上での熟成期間が長く、旨味の詰まった状態で出荷されています。
古代ひしおアイオリソース入りのアボカド料理
鮪と和えるときに使うのが味噌とマヨネーズ、それに山葵です。
今回はちょっと変化球で、古代ひしおのアイオリソースを使ってみました。基本的にそう材料が変わらないためか、見事にマッチしていました。
日向神社。
「御子宮」とも称される大神神社の摂社です。
平等寺の北西方向にあるお社ですが、足を向ける人はほとんどいません。
アボカドの目利きでもご案内しましたが、皮の色が食べるタイミングを教えてくれます。
皮の色が緑色だと、まだ食べ頃ではありません。やや黒みがかってきて、握ると弾力を感じる頃がベストです。
人気のアボカドソース「ワカモレ」にはトマトも入っていますよね。香草類と組み合わせても面白いかもしれません。カリウムが豊富に含まれるアボカドは、高血圧予防にもなるそうです。やや脂質が気になるアボカドですが、その大半を占めるオレイン酸は癌予防にも効果的です。
まさに健康フルーツの代表格ですね。
大神神社の大門松。
「難を転じる」に掛けた、赤い南天の実が鮮やかです。
昨今は産直市場に足を運ぶと、「樹上熟成」をPRする作物が並んでいます。
収穫時期は遅れますが、じっくりと樹上で大切に育てられたフルーツならではの味わいだと思います。
【大正楼の料理案内】