山の辺で育ったクイーンニーナという葡萄。
9月の婚礼でお世話になった森岡祥章(よしふみ)観光果樹園のブドウです。
クイーンニーナは赤い大粒品種です。ピオーネよりも大きくなるようですが、今回は割と小振りのものを買い求めました。まほろばキッチンに足を運べば、森岡さんところの蜜柑も購入することができます。
安納芋の豆乳パンナコッタに巨峰とクイーンニーナを添えます。
巨峰は有名な品種ですが、さすがにクイーンニーナは初めて目にしました。種無しで、とても甘くて美味しい葡萄です。
ねっとり甘い安納芋!秋のデザート食材
毎年秋になると、安納芋を使ったデザートを作るようになりました。
ねっとりとした口当たりで、サツマイモの持つ良質の”蜜”を感じることができます。健康食材の豆乳で溶き、仕上げにレモン汁を合わせます。添えるフルーツは葡萄。9月のイメージが強い葡萄ですが、クイーンニーナは巨峰などと比べると収穫時期が遅いようです。
森岡祥章観光果樹園のクイーンニーナ。
英語表記は Queen Nina です。スペイン語で女の子を意味する Nina(ニーニャ)に由来するようです。赤色品種が高貴な女王を連想させますね。
高砂席の卓上装花。
10月の週末は結婚式が続いています。
セッティング済みの席札扇子。
和婚の配席の際、人気の商品となっています。
そのままお持ち帰り頂く ”引出物” としての価値が見直されています。
クイーンニーナは2011年(平成23年)に品種登録されています。
まだまだ知らない品種があるものですね。
床の間の書。
森岡さんの果樹園は穴師にあり、相撲発祥の地とされる相撲神社の下手に当たります。地産地消、身土不二と申しますが、やはり地元の食材が一番だと改めて思いました。