大衆魚のアジを使って、アジのみぞれ煮を作ってみました。
冬に甘味を増す大根との相性が抜群です。
アジのみぞれ煮。
青背の魚には臭みを抜く仕込み作業が必要です。
ギンガメアジの刺身
歓送迎会の宴席予約が入っていた当日の朝、体長1m近くにも及ぶ大型のギンガメアジが入荷致しました。鯛のお造りを予定していましたが、急きょ食材をギンガメアジに変更することに致しました。その理由は、何よりも私がギンガメアジの刺身に惚れ込んでいるか...
瓢箪型の断面!茎わかめの彩り
鯵に片栗粉をまぶし、油で揚げてみました。
程よく水分の抜けたアジに、旨味たっぷりの出汁の味を染み込ませます。
アジに添えているのは、茎ワカメと人参の飾り切り。
茎ワカメの断面が瓢箪のような形をしていて面白いですね。
大和まなの牡蠣味噌和え。
大和伝統野菜の大和まなと、”海のミルク”と呼ばれる牡蠣を合わせます。大和まなのルーツである漬け菜は、歴史書の「古事記」にも記載されています。大和まなと合わせる牡蠣も食材としての歴史は古く、世界中で先史時代から食用とされていました。
まさに古代を味わう一品です。
今朝の新聞に、温暖化する海と魚の生態についての記事がありました。
サケの数が減り、サンマが小型化していく・・・なんて内容の記事でした。日本のウナギの卵が遠い海で発見され、完全養殖化への期待が高まったりもしていますが、天然ものの魚に対する憧れは尽きることがありませんよね。
柚子の葛餅。
奈良特産品である吉野葛のモチッとした食感がたまりません。紫蘇風味の三輪そうめんを低温の油で揚げて、食感の違いをお楽しみ頂きます。
今年は豊漁だと聞くブリを使って、ブリのみぞれ煮も作ってみようかなと思います。