飛鳥坐神社の「むすびの木」。
多くの参拝客が目にしているはずですが、改めて言われるとそれって何?となりますよね。むすびの木は、鳥居をくぐって石段を上がった所にあります。
これです。
キノコの笠のような形をした絵馬掛けです。手前に香り立つ蝋梅が咲いていました。
飛鳥坐神社の蝋梅&むすびの神石
おんだ祭で有名な飛鳥坐神社。 冬を彩る蝋梅の花が鳥居近くに咲いていました。 飛鳥坐神社の蝋梅(ろうばい)。 とても香りの強い花です。鼻を近づけてみると、確かに梅に似た匂いがします。 明日香村東端の八釣地区も蝋梅の名所ですが、境内でロウバイの...
願い事を絵馬に託す「むすびの木」で授かるご利益
よくありがちな絵馬掛けではありませんね。
夫婦和合の所作で知られる飛鳥坐神社だけあって、ちょっとした変化球が小気味いい!
「飛鳥社」の額束(がくづか)を見上げます。
黄金の注連縄に紙垂が下がり、格式高い重量感があります。
蝋梅越しのむすびの木。
明日香村で蝋梅と言えば、八釣の里です。奈良県立万葉文化館の近くですので、ミュージアムの駐車場に車を預けるのがいいでしょう。飛鳥坐神社の境内奥にも咲いているのではと期待しましたが、香り立つ蝋梅はこのポイントだけでした。
確かに蝋細工のようでもあります。
透き通る花びらが綺麗ですね。
鳥居右手前には、催馬楽に唄われた飛鳥井があります。
手前の道を右へ上がっていくと小原エリアです。鎌足産湯の井戸などへも通じていますので、歴史好きの方にはおすすめのコースです。
蝋梅越しに見る社務所。
飛鳥坐神社の社務所は無人のことが多いですね。
むすびの木。
飛鳥坐神社には「むすびの何々」というネーミングが多いようです。拝殿脇にある陰陽石がむすびの神石だったことを思い出します。
南天でしょうか。
難を転じる南天はお正月の縁起物です。
飛鳥寺にもほど近く、アクセスに困ることはないでしょう。飛鳥坐神社の駐車場ですが、鳥居左手にあります。ランチをいただける店も神社前にあり、観光客向けのお社だと思います。