談山神社の境内に、恋神社と呼ばれる社があります。
恋神社は談山神社東殿に当たる建物で、御祭神を鏡女王、定慧和尚、藤原不比等としています。縁結びの神様ですね。
恋神社の絵馬。
紅葉の名所・談山神社。紅葉シーズンは時期的にもクリスマス前に重なるため、駆け込み参拝に訪れる人も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
鏡女王祭!6月第二日曜日の祭典
談山神社は藤原鎌足を祀る神社です。
鏡女王(かがみのおおきみ)は藤原鎌足の正妻です。二人の御縁にあやかって良縁を祈願するのでしょう。
談山神社東殿向かって左側にあるむすびの岩座。
この岩座(いわくら)を撫でることによって、恋愛成就やビジネスにおける取引先との結びを祈願します。
恋神社の絵馬には、こんな感じのものもあります。
鏡女王が描かれているのでしょう。
談山神社駐車場の紅葉。
見事に色付いていますね。
釣燈籠と紅葉。
大化の改新の密談の場所となった談山(かたらいやま)を背後に控え、優美なラインの十三重塔が数多くのカメラ愛好家を惹き付けてやみません。
恋神社の幟(のぼり)。
毎年6月第2日曜日には、鏡女王をおまつりする「鏡女王祭」が行われます。どなたでも参列することが出来るそうですので、お時間のある方は是非どうぞ。
むすびの岩座。
イワクラと言うからには、ここに神様が降臨するのでしょうか。神の依代としての磐座(いわくら)・・・。
境内の総社本殿で、蝶をデザインした錠を見つけました。
古来より神聖な生物として崇められてきた蝶。家紋にも数多く用いられていることで知られます。そう言えば、十二単の婚礼衣裳にも向かい蝶の紋が描かれていたのを思い出します。
談山神社には、鏡女王と御祭神とする縁結びの神様がいらっしゃいます。