蝶の錠と鶴手水鉢!談山神社

紫陽花や紅葉の名所「談山神社」。

談山神社の総社本殿で、蝶をデザインした錠を見つけました。

蝶の錠前

蝶の意匠を凝らした錠。

古来より蝶は神聖な生物として崇められてきた歴史がありますが、こんな所で蝶と出会えるとは思ってもみませんでした。なんだか得したような気分です。

談山神社の談峯如意輪観音像特別公開
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ちなみに鍵と錠の違いって何でしょうか?

ふと疑問が湧き調べてみると、錠(lock)を開けるためにポケットの中に忍ばせているものが鍵(key)で、錠は本体ということになります。そして、錠と鍵を二つ合わせて錠前と呼んでいるようです。

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九條道孝奉納!花崗岩製の鶴手水

談山神社の釣灯籠には鎌がデザインされていて、御祭神の藤原鎌足を思わせます。

境内には色々な意匠が見られ、珍しい鶴の手水鉢もありました。

談山神社の鶴手水鉢

鶴の手水鉢。

明治13年に当時の五摂家・九條道孝公から奉納されたものです。

鉢の上には談山神社の社紋である上り藤も浮き彫りにされています。残念ながら現在は使われていませんが、石造文化財としての価値があります。一枚一枚の羽根も細やかに彫り込まれていますね。

談山神社のあじさい

談山神社の紫陽花。

色んな季節に訪れてみるといいでしょう。

春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉、冬の雪景色。一年を通して違う表情を見せてくれるお社です。

談山神社の総社本殿。

蝶の錠が掛かっていた建物ですが、紅葉の談山神社によく似合う美しい配色です。

談山神社十三重塔

談山神社を象徴する十三重塔。

一番下の層が大きく、二層以上の各層の間隔が極端に狭くなった構造をしています。優美な十三重塔のラインに紅葉が美しく映えます。

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