三室戸寺本堂前の兎と牛。
今回はその牛の方に焦点を当ててみましょう。
三室戸寺の牛。
牛の口の中には石の玉があって、それを撫でると勝運が付くと言われています。
さっそく手が伸びていますね(笑)
願い玉を吐き出す宝勝牛!絵馬を奉納
勝負事にご利益のある牛です。
その名も「宝勝牛」、一世一代の大勝負の前に訪れるのがいいでしょう。
大きく口を開けています。
この中に石の玉が仕込まれているわけですね。
ありました、ありました!
この玉を撫でると勝運が付くという、参詣者にとってはまたとない縁起物です。
本堂向かって右手に坐す三室戸寺の牛。
牛の尻尾の後方に、何やら記念碑のようなものがありました。
若乃花、貴乃花の手形ですね。
これは間違いなく勝運の神様を証明してくれます。実際に若貴兄弟も三室戸寺にお参りされたのでしょうか?
蓮の名所でもある三室戸寺。
5月のツツジ、6月の紫陽花、そして7月の蓮と綺麗な花々が境内を彩ります。
宝勝牛のお腹に覗き窓がありました。
中を覗いてみると、胎内に納められた牛の木像があります。
本堂へ手を合わせに来る参拝客を見守ります。
勝負事に臨む前に、三室戸寺の牛参りは欠かせませんね。
願い玉を吐き出す宝勝牛。
真ん中で二つに割れるようになっており、絵馬に願い事を込めて奉納します。
本堂向かって反対側には大きな兎が!
御影石製のこのウサギ・・・玉を抱いて立っているのですが、その玉の中には卵型の石が忍ばせてあり、その石が立てば願い事が通じると言われています。
必勝祈願に、頼もしい牛のいる三室戸寺を訪れてみてはいかがでしょうか。