2019年度の大立山まつりは『奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり』と銘打ち、イベント規模を縮小しています。週末の開催日前に平城宮跡へ行って参りました。既に朱雀門前には、四天王の大立山がスタンバイしていました。
四天王の大立山。
左が増長天、右が広目天ですね。夕闇を迎える頃には、和太鼓の演奏と共に灯りが点されます。
ズラリと並ぶあったかもん&特産品のテント
平城京の南にあった朱雀門。
その門前は「朱雀門ひろば」として整備されています。
朱雀門向かって右側に平城宮いざない館、左側には天平みはらし館、天平つどい館、天平みつき館、天平うまし館が並んでいます。オープン後初めて訪れたのですが、おすすめは何と言っても「平城宮いざない館」です。観光ボランティアガイドが常駐しており、様々な角度から平城宮の歴史を学ぶことができます。また追ってご案内したいと思います。
朱雀門ひろばの真ん中を通る朱雀大路の両側に、数多くのテントが設営されていました。
奈良県39市町村のあったか献立と特産品が勢揃いしています。
以前までの大立山まつりでは、平城宮跡歴史公園のもっと奥の方であったかもんグランプリが行われていましたよね。朱雀門前のガードマンの方にお伺いすると、今回のイベントは朱雀門ひろば限定とのことです。規模を縮小して行われるようです。
大立山まつりと言えば、とにかく寒い!というのが大方の印象でしたが、『奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり』では朱雀門ひろばを広く使った室内イベントも予定されています。
朱雀門を背にする大立山。
左が多聞天、右が持国天です。
朱雀大路から朱雀門を望みます。
「ちとせ祝ぐ寿ぐ(ほぐほぐ)」とは面白いネーミングです。
おそらく「寿ぐ(ことほぐ)」にヒントを得たネーミングだと思いますが、リズミカルで印象に残りますね。
週末に開催される恒例イベントです。
朱雀門前から東を遠望すれば、緑色の若草山が見えています。1月26日には若草山焼きが行われました。朱雀門ひろば周辺は山焼きを楽しむには、絶好のビューポイントになっています。
講和やワークショップをはじめ、各地の立山展示やこども縁日なども催されます。
27日のクロージングセレモニーでは、雅楽の音色に包まれた壮大なクライマックスが予定されています。新たに誕生した朱雀門ひろばと共に楽しむ大立山まつり。さぁ、あなたも平城宮跡歴史公園へ繰り出しましょう!