冬は蓮根の美味しい季節です。
シャキシャキした食感が持ち味の蓮根に、濃厚卵のタルタルソースを合わせてみました。タルタルソースの材料は、自家製マヨネーズに大和なでしこ卵、玉葱、奈良漬です。レンコンの穴にもタルタルソースが絡んで、とてもいい一品になりました。
蓮根の奈良漬タルタルソース和え。
蓮根の目利きでよく言われるのが穴の大きさ。均一な穴の大きさを持つ蓮根が良品とされます。色も漂白されたものより、やや黄色味がかったものが味の良い証拠です。蓮根の栄養成分で特筆すべきはビタミンB12。他の野菜にはあまり含まれていない栄養素で、貧血予防に効果があるそうです。
季節の野菜に大和茶黄身酢!ほのかなお茶の香り
久しぶりに黄身酢も作ってみました。
普通の黄身酢では飽き足らないので、今回は大和茶を混ぜ込んでみることにしました。ほのかに立つお茶の香りに酢という組み合わせ。珍しいコンビではありますが、なかなか美味しかったです。体に良いこと間違いなしですね。
桜井市山田産の赤カブラ『もものすけ』。
中まで赤い蕪として人気があります。その断面を見れば、一目瞭然!確かに中まで赤い色素が入り込んでいます。もものすけの煮汁はピンク色に染まり、胡麻豆腐を作る際にもそのまま使っています。以前にもものすけの胡麻クルミ豆腐を作りましたが、ねっとりとした歯触りが好評でした。
タルタルソース和えに芽キャベツを添えます。
ここは奈良です。
ピクルスの代わりに奈良漬を使うのもお決まりですね。
次回は是非、大和伝統野菜の筒井れんこんで試してみたいですね。
筒井れんこんには、独特のシャリシャリ感と甘味があると言います。
大和郡山市にある筒井城跡の堀やその周辺は湿地帯でした。豊富な地下水にも恵まれた場所で、古くから良質の蓮根が栽培されてきたそうです。
季節の野菜に、大和茶黄身酢を掛けます。
1月20日の大寒を過ぎ、そろそろ季節は早春を迎えようとしています。
ちらほら梅の開花も知らされるようになりました。
本格的な春が待ち遠しいですね。