神戸観光の人気スポット、風見鶏の館。
北野異人館の中心的存在です。
観光客が集う北野町広場を見下ろすように建っています。
重要文化財の風見鶏の館
風見鶏の館は重要文化財に指定されています。
国の宝物なんですね。
風見鶏の館は、ドイツ人貿易商トーマス氏の旧邸宅として知られます。
室内は重厚なドイツ伝統様式。
ドアノブなどの細部の意匠には、アール・ヌーヴォーの影響が見て取れます。
風見鶏の館といえば、この尖塔上にある風見鶏ですよね。
風見(かざみ)とは風に従って転向するように作られた、風の方向を知る風向計のことです。
屋根の上や船中に設けられることが多いようです。
風見鶏とは、鶏にかたどった風見のことを意味します。
西洋の方では寺院の塔上に設置されています。
風見鶏を英語に翻訳すると、weathercock になります。
北野観光へ行けば分かりますが、とにかく坂道が多いです。
三ノ宮駅から北野坂を山の方向へ向かって登って行きます。
北野坂はそんなに急な坂ではありませんが、北野坂に続く天神坂やおらんだ坂は結構急な勾配です。
北野町広場に隣接する萌黄の館も、風見鶏の館と同じく重要文化財に指定されています。
赤レンガの外壁も見事ですよね。
北野異人館のおすすめ入館券
北野異人館を訪れると、入館券があちこちで販売されていることに気付きます。
”異人館複数館割引券”なるものが売られています。
例えば、風見鶏の館・萌黄の館2館券が500円、9館特選券が3,500円、3館割引券が1,300円といった具合に、抱き合わせ販売が行われています。
個人的な見解なのですが、風見鶏の館を訪れると必ず思い出すことがあります(笑)
中曽根康弘元総理が頭の中をよぎるのです。
中曽根さんのあだ名は風見鶏でしたからね。
風見鶏の館からさらに北へ進めば六甲の山々がそびえています。
山陽新幹線の新神戸駅も間近です。
異国情緒漂う北野異人館からのご案内でした。