ハワイ観光の足であるトロリーバス。
HISから申し込んだレアレアトロリーでダウンタウン界隈を巡ってみました。
トロリーバスの車内や車窓風景を幾つかご案内しますが、この日最も印象深かったのがカカアコ地区で見つけたオバマ元大統領のウォールアートです。人種的調和のメッセージを訴えた壁絵で、黒人初の大統領に就任したバラク・オバマ氏を偲ばせます。
アラワイ運河(1928完成)。
現在のワイキキを観光地化するために築かれた人工水路です。
トロリーバスのチップ収納箱&hapaの意味
オアフ島にはチップ文化が根付いています。
タクシーの運転手をはじめ、様々なシーンでチップをはずむことになります。チップのマナーとして覚えておきたいのが、硬貨ではなく紙幣で支払うという作法です。
レアレアトロリーの車内。
真ん中一番前に運転手が座っていますね。
両側に流れる景色を楽しみながら、観光ルートを進みます。
レアレアトロリーのTIP BOX。
マハロ!の挨拶と共に、チップのお願いです。
Tips are appreciated for Safe Driving & Excellent Service. Mahalo !
こういう場合、appreciate という単語を使うんですね。また一つ勉強になりました。
オアフ島の観光名所を巡ります。
窓は付いておらず、ハワイの風を直に感じながら両サイドに流れる風景を楽しみます。
おや?
監視カメラでしょうか。
This vehicle is monitored by 24 hour video Surveillance.
24時間体制でモニターによる監視が行われています。比較的治安の良い島だと思われますが、そこはやはりアメリカ合衆国なのかもしれません。
トロリーバスの吊革。
随分簡単な作りですね。
ザ・バスの吊輪も特徴的でしたが、トロリーバスもなかなかのものです。
カカアコウォールアートのオバマ大統領。
オバマ元大統領はハワイ州出身の政治家です。
1961年にホノルルのカピオラニ医療センターで生を享け、2009年に第44代大統領に就任しています。ワードアベニューに面した弁護士事務所の壁に登場したバラク・オバマ氏は、多くの観光客の視線を集めていました。
このウォールアートの題名を『ハパ』と言います。
ハパ(hapa)はハワイ語で「半分」を意味します。そこから派生し、人種と人種の間の「混血」という意味も持ち合わせます。この場所からわずか3マイルほどの所に、オバマ大統領が卒業したプナホウ高校があるようです。
次から次へと流れる車窓風景。
実際には窓が無いので、「車窓風景」とは言わないのかもしれませんが(笑)
小さい子供が乗り出さないように、との注意が促されます。
トロリーバスの前方には、運転手とは別にアナウンス担当の方が乗車なさっていました。バスガイドのように観光スポットの案内もして下さいます。
時間をかけて観光したい場合は、お目当ての停留所で降車します。
今回はハワイ出雲大社に参拝して、ダウンタウンラインを巡りました。ウォールアートのあるカカアコ地区は倉庫街ですので、さほど観光客の姿も見られませんでした。ゆっくりと壁画を楽しむなら、「ソルト・アット・カカアコ」で下車してみるのもいいかもしれませんね。