アロハ狛犬!ハワイ出雲大社の歴史

オアフ島に出雲大社があります。

れっきとした島根県出雲大社の分社であり、移民によって1906年に創祀されています。

チャイナタウンの端っこに位置し、ヌウアヌ川沿いのカレッジ・ウォークに面していました。

ハワイ出雲大社の鳥居

出雲大社ハワイ分院

島根県の出雲大社よりも先に、布哇(ハワイ)の出雲大社にお参りすることになるとは(笑) 白い明神系鳥居の奥に、出雲大社ならではの注連縄も見られます。

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トロリーバスで行く!布哇出雲大社参拝

オアフ島を走るトロリーバスで向かったハワイ出雲大社。

ハワイ出雲大社をはじめ、日本の築地市場を思わせるニコス・ピア38、ダウンタウン・サウスキング通りなどを経由するルートです。

ハワイ出雲大社の社号標

社殿の屋根には外削ぎの千木が見えます。

”外削ぎ” は男神を表す千木ですね。

ハワイ出雲大社の主祭神は大国主大神です。日本でもすっかりお馴染みの国造りの神様が、ここハワイにも祀られていました。

社号標に目をやると、「出雲大社教」と書かれています・・・

ハワイ出雲大社の狛犬

アロハ狛犬

首にレイ(lei)を掛けていますね。

さすがに日本ではお目に掛かれない狛犬です。

オアフ島にはハワイ出雲大社の他にも、布哇大神宮、ハワイ太宰府天満宮、石鎚神社の4社が祀られているようです。さすがはハワイ、日本人とも関係の深い土地柄であることがうかがえます。

ハワイ州庁舎

LeaLeaトロリーバスから見るハワイ州庁舎

この日はレアレアトロリーのダウンタウンラインを利用しました。ロイヤル・ハワイアン・センターからホノルル美術館、ハワイ州庁舎、布哇出雲大社、チャイナタウン・ヌウアヌ通り、カメハメハ大王像、ソルト・アット・カカアコ等々を巡ります。

ハワイ州紋章

ハワイ州紋章

「STATE OF HAWAII」「1959」と刻まれていました。

1959年はハワイにとって記念すべきメモリアルイヤーです。アメリカ合衆国の準州から正式にハワイ州に昇格した年です。以降、本格的にリゾート開発が進められることになります。

ダミアン神父像

ダミアン神父像

ダミアン神父(Father Damien)はベルギー出身の宣教師で、ハワイ王国モロカイ島においてハンセン病患者のケアに生涯をささげました。悲しいことに、自らもハンセン病で命を落としたと伝えられます。

ハワイ州庁舎の前に銅像が建ち、その功績が讃えられています。

トロリーバスとハワイ出雲大社

あっ、見えて来ました!

目的地のハワイ出雲大社です。

鰹木(かつおぎ)も3本で、”男神” を表わす奇数ですね。ここは間違いなく、大国主を祀るお社です。

ハワイ出雲大社の鳥居

鳥居の両脇にフェンスが張られていました。

日本ではあり得ない光景ですが、これもまたご愛敬でしょうか。

鳥居をくぐった右手に手水舎が見えていますが、ペーパータオルが用意されていました。現地の人はハンカチを持ち歩く習慣が無いそうですが、おトイレでもないのに神聖な手水処にペーパータオルがあるのは違和感を覚えますね(^-^;

ハワイ出雲大社の唐破風

太い注連縄に紙垂(しで)が下がります。

立派な唐破風屋根です。

ハワイ出雲大社の狛犬

向かって右側、阿形の狛犬にもレイが掛かっていました。

南国ムード漂う参拝です。

ハワイ出雲大社の注連縄

太い注連縄に、鈴緒を垂らす3つの鈴。

音は邪を祓うと言います。

手水舎で身を清めた後、神様の御前でも鈴を鳴らして祈りの場を清めます。

ハワイ出雲大社

拝殿の中。

一段高い場所に神様が祀られているようです。

真正面に見える「六角形に大の文字」。大国主の「大」を表わしているのでしょうか?どうやらハワイ出雲大社の御神紋のようです。

お守り授与所の案内

お守り授与所が案内されていました。

向かって左側の赤い屋根の建物が社務所兼お守り授与所です。お守りは英語で amulet って言うんですね。

阿吽の狛犬

向き合う阿吽の狛犬。

以前はどこかに置かれていたであろう二体の狛犬です。

ノース・ククイ・ストリート

境内の向かって右側を通るノース・ククイ・ストリート。

日本の神社は深い杜の中にあったりするものですが、ここは人や車の往来が激しい場所です。

布哇出雲大社

社務所を背に、社殿を横から見ます。

社務所と社殿の間には駐車場があります。

ハワイ出雲大社へはザ・バスやトロリーバスでアクセスするのがおすすめですが、駐車場完備ですのでレンタカーで行くのもいいですね。あるいはレンタサイクルのbiki(ビキ)も便利です。

ハワイ出雲大社の絵馬

ハワイ出雲大社の絵馬とお守り。

サーブボードに乗った大国(だいこく)さんですね。「開運ALOHA!」の文字が躍ります。

マラソンのお守りも販売されているようです。ハワイでは毎年、ホノルルマラソンが開催されますからね。この他にも、サーファー向けのWater Safety(水難除け)のお守りもありました。

ハワイ出雲大社の駐車場

割と広い駐車場。

都心の神社とあって、境内はさほど広くありません。

ハワイ出雲大社

1906年に創祀されたハワイ出雲大社。

その歴史は広島県出身の神職・宮王勝良がハワイに渡ったことに始まります。当時のホノルルにおいて出雲信仰の布教を始めた宮王勝良。ハワイ出雲大社の歴史は移民によって産声を上げたのです。

ハワイ出雲大社

お正月三箇日には、初詣客で賑わいを見せます。

10月初旬には秋祭りが催され、お神輿も登場するそうです。

ハワイ出雲大社

大徳敦化國・・・果たして何を意味するのでしょうか?

出雲大社のご利益といえば縁結びを思い浮かべますが、ここハワイでは広範囲に渡って願い事を叶えてくれるようです。

ヌウアヌ川の橋

ヌウアヌ川に架かる橋。

その向こうに道教寺院(Taoist Temple)が見えています。

道教寺院は中国移民が建立したお寺ですが、残念ながら一般公開はされていないようです。

ハワイ出雲大社から川を挟んで反対側には、ローカルフードの「マナプア」が人気のロイヤルキッチンがあります。

ハワイ出雲大社英語案内

GATE(Torii) is always a symbol and part of a Shinto Shrine.It marks the entry into the sacred grounds of the Shrine.

HAND-WASHING AT THE BASIN is a symbolic preparation for the physical and the spiritual cleansing and purification befoe proceeding to the Shrine.

SACRED STRAW ROPE(Shimenawa) marks the boundary between the sacred area and secular area.The large rice-straw rope of our Shrine was woven by the people of Shimane prefecture, Japan, and it was displayed at the Honolulu Academy of Arts during its 1994 exhibition entitled “Traditional Japanese New Year’s.”

注連縄のことを Sacred Straw Rope と言い表しています。

手水(ちょうず)は hand-washing at the basin ですか・・・こうして見ると、神社用語の翻訳も興味深いですね。

狛犬の英語案内

狛犬の英語案内もありました。

A PAIR OF CHINESE LION STATUES are the sacred guardians of the Shrine.These statues are commonly displayed at the entry to Shinto Shrines.

神社の入口で護衛していることが記されます。

ダウンタウンラインのトロリーバス

ハワイ出雲大社の参拝を終え、再びトロリーバスに乗車します。

チャイナタウンを抜けてフィッシュマーケットを通り、カメハメハ大王像やイオラニ宮殿を見ながら飲食街のソルト・アット・カカアコへ向かいます。

カカアコウォールアート

カカアコ地区のウォールアート

様々なジャンルのウォールアートが楽しめます。

カカアコウォールアート

倉庫街だった場所が、芸術の鑑賞エリアになっていました。

今回は下車せずにバスの上から風景を楽しみました。カカアコウォールアートはインスタ映えのする場所として人気を集めているようです。

カカアコウォールアート

樋に重なるツリーですね。

このままバスはワード・センター、アラモアナ・センター、ロイヤル・ハワイアン・センターへと向かいます。

ハワイの木

途中で見つけた不思議な木。

幹の下の方から多数の脚!?が出ていますね。バニヤンツリーにも驚きましたが、これも気根の一種なのでしょうか。

ハワイ出雲大社にはウェブサイトもあるようです。

ホームページアドレスを書いた紙片を頂いて帰りましたが、そこには神主さんの似顔絵が描かれています。テレビ東京の『モヤさま2』に出演なさっていたヌシカンさんですね。神主さんも倒語で呼ばれるとは、思ってもみなかったのではないでしょうか。お陰で親しみを覚える神社となりました。

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