オアフ島を走る公共路線バスの TheBus(ザ・バス)。
ハワイ観光でお馴染みの交通手段ですが、滞在中にも幾度となくお世話になりました。オアフ島へ行かれた方ならご存知だと思いますが、ザ・バスの降車サインが面白いですよね。
ビルとビルの間にバス停の案内板が立っています。
左上に見える黄色い背景のバスマークが目印です。ここがザ・バスの停留所であることを表しています。その右側の ROUTES の下には、行き先を示すバス番号が記されていました。
ワイヤーを下に引いて降車!アラモアナセンターでハワイ伝統料理をチェック
ザ・バスの料金設定ですが、主に1日乗り放題のワンデーパスと片道料金のワンウェイが用意されています。
1日乗り放題の「1-Day Pass」の料金は大人1人5.5ドルで、片道料金の「One Way」は大人1人2.75ドルとなっています。
降車サインのワイヤー。
各座席の窓際に張られています。この横に渡されたワイヤーを、下の方へ軽く引きます。そうすると、次のバス停で降りることが知らされ、アナウンスと共に電光掲示板に「STOP REQUESTED」の文字が出ます。
オアフ島滞在中に、この STOP REQUESTED のアナウンスを何度も耳にしました。
ザ・バスの吊り輪。
「吊革」と言いたいところですが、革製ではないので「吊輪」でいいのではないでしょうか。要するにつかまる所です。バスの揺れに対し、しっかりと手で握り締めます。
特筆すべきはその ”向き”。
進行方向に向かって撮影しているのですが、窓側へ角度が付いています。日本なら真っ直ぐに下へ垂れ下がっているのが常ですが、オアフ島では違うんですね。何か意味があるのか?まぁ、この方が合理的なのかもしれません。
今日も快晴です。
ヤシの木が南国情緒を誘います。
ザ・バスの車体の天井。
うん?EMERGENCY EXIT と書かれていますね。緊急の際、この天井からも脱出できるのでしょうか。先ほどの吊り輪の設置状況ですが、この写真からもお分かり頂けるでしょう。
アラモアナセンターのフードコート。
ハワイ料理のお店『POI BOWL』です。
POI(ポイ)とは蒸したタロ芋の発酵食で、ハワイの伝統料理として知られます。バスの乗り継ぎで通り掛かっただけなので未確認なのですが、タロイモの葉で包んだラウラウなども販売されているのかもしれません。
『POI BOWL』の店頭。
本日のスペシャルメニュー、POT ROAST BEEF などが案内されていました。その左側には、COOKED TO ORDER (注文に応じて)と書かれていますね。写真付きで分かりやすく、これなら日本人でも注文しやすいでしょう。
Pipikaula(ピピカウラ)ですね。
ピピカウラとはフランクステーキに味付けをした牛の干し肉です。ビーフジャーキーによく似ていますが、このピピカウラもハワイならではの味です。
Tripe Stew, これは臓物のスープでしょうか。
Squid Luau, これもハワイの伝統料理ですね。タロイモの若葉と烏賊 or 蛸を水で煮込み、さらにココナッツミルクを加えて味を凝縮させます。ルアウ(luau)とはハワイ語で宴(うたげ)を意味しますが、元来はタロイモの若葉のことを luau と言っていたようです。
アラモアナセンターのバス停。
TheBus が到着しました。
5番のマノア渓谷行きに乗り、トレイルコースのマノア滝を目指します。
ザ・バスの車内。
後輪付近の座席ですが、座面の真ん中が窪んでいますね。肥満体型の多い現地住民への配慮でしょうか。
バスを降りる際は前後どちらのドアからでもOKです。
後部座席に座ることが多いので、ほとんどの場合は後ろのドアから降車します。目的地に到着すると、運転手の判断で降車口(出口)に緑色のランプが点灯します。ランプが点灯している間は、ドアを押して降りることができます。