ハワイオアフ島の北西部に位置するハレイワ。
サーフィンスポットで知られるハレイワですが、おすすめのグルメスポットも幾つかありました。
バスでワイキキからハレイワ地区に到着し、しばらく通り沿いを歩いているとマラマ・マーケット駐車場内からモクモクと煙が上がっていました。観光客のみならず、地元の人からも愛される Ray’s (レイズ)のフリフリチキンですね。
駐車場内で豪快に焼かれています!
丁寧に30分以上かけて一羽を焼き上げるようです。
レイズのフリフリチキンは、Kiawe (キアヴェ)という香木の炭でローストされます。フリフリチキンの名前の由来ですが、ハワイ語で hulihuli (回す)を意味するようです。焼き方を見れば一目瞭然ですね。
この辺りは観光客の多いハレイワショッピングプラザの向かい側に当たります。美味しそうな香りが辺り一面に漂い、それに釣られるように人々が集っていました。
南アメリカ原産のキアヴェで焼く鶏肉
お店の名前を『レイズ キアヴェ ブロイルド チキン』と言います。
店名にもある kiawe (キアヴェ)とは、ペルーなど南アメリカ原産のマメ科植物です。高さは8~20mにもなる高木で、その花の蜜から作られる白い蜂蜜はハワイ土産として人気があります。
幻の白い蜂蜜『レアハワイアン』は、キアヴェの花蜜100%から作られ、その美味しさは誰もが認めるところです。
Ray’s Kiawe Broiled Chicken の横断幕。
簡易テントが張られ、そこに行列待ちができていました。
週末限定のノースショア名物!
土日のみの営業で、平日はお休みのようです。お店のテーブルと椅子は既に撤去され、食べる場所が見当たらないのもご愛敬です(笑) 店前のバス停のベンチや、周囲に転がる石の上に座って、皆思い思いに頬張っておられました。
ハレイワは元々、製糖業で栄えた町です。
昔ながらの町並みが残っており、都会のワイキキとはまた違った趣です。
ハレイワの地名の由来ですが、Hale (家)Iwa (軍艦鳥)から来ているようです。グンカンドリが上空を飛んでいるのかなと見上げてみましたが、その姿をとらえることは出来ませんでした。
オアフ島の高級ホテル「ハレクラニ」へ行けば、樹齢約130年のキアヴェの倒木を見ることができます。倒れはしましたが、今も新しい枝や芽を出して私たちを勇気づけています。
ハレイワといえば、マツモトシェイブアイスが有名ですが、レイズのフリフリチキンも間違いなくおすすめのグルメスポットだと思います。