建築

館内案内

舟底天井の客室

客室の一つに舟底天井が見られます。天井の中央が高く、両端へ流れる構造の粋な天井です。勾配天井の一種ですが、屋形天井(拝み天井)ほど急ではなく、緩やかな傾斜が特徴です。両流れの屋根構造には、どんな意味が込められているのでしょうか。大正楼客室の...
奈良観光

隅支輪の組物体験!平城宮いざない館

平城宮跡歴史公園の朱雀門ひろば。朱雀門向かって右手前にある「平城宮いざない館」を見学して参りました。最も印象に残ったのが展示室3の「往時のいとなみ」コーナーです。展示室の真ん中に第一次大極殿の構造模型があり、その周りに工夫を凝らした様々な展...
奈良観光

奉安所と百年ピアノ!奈良女子大学記念館

奈良女子大学記念館の一般公開。重要文化財の記念館は明治時代の建築です。以前から正門越しに見える記念館に興味を抱いていました。なかなか足を運ぶ機会が無かったのですが、今回初めて構内に足を踏み入れることに致しました。奈良女子大学記念館。前身の奈...
奈良観光

奈良時代の建築技法!海龍王寺五重小塔

平城京の東北隅に位置する海龍王寺。境内の西金堂内には、高さ約4.1mの五重小塔が安置されています。海龍王寺の五重小塔は国宝に指定される遺構で、奈良時代の建築様式を今に伝えています。海龍王寺の五重小塔。上層から下層へいくに従い、屋根が徐々に末...
東京観光

天望回廊!東京スカイツリー体験記

昨年の夏、東京スカイツリーへ行って参りました。高さは634mを誇ります。地上350m地点の天望デッキと地上450mの天望回廊を制覇!東京スカイツリーは、日本古来の木造建築物・五重塔に用いられる心柱構造を参考にしているそうです。入口フロアの4...
奈良観光

三手先組物が美しい西大寺鐘楼

奈良市指定文化財の西大寺鐘楼。華やかな三手先組物を用いた建築物で、兵庫県川西市の多田神社より移築されているそうです。奈良県内でも興福寺五重塔など、名だたる建築物に見られる三手先組物。そんな素敵な意匠が鐘楼に施されているとは、これは意外な発見...
奈良観光

向拝の美しい東大寺行基堂

庶民の間に人気があった行基菩薩。東大寺大仏を造立する際に活躍した人物として知られます。そんな行基を祀るお堂が、大仏殿の東側にあります。周りの俊乗堂や念仏堂に比べれば小さい建物ですが、その前面に張り出した向拝が目を引きます。向拝がせり出す行基...
奈良観光

校倉造の談山神社宝庫

談山神社本殿の両脇にある宝庫。位置的にも本殿の両翼を担う西宝庫と東宝庫ですが、どちらも重要文化財に指定される歴史的建造物です。校倉造りの談山神社西宝庫。校倉造りとは柱を用いずに、木材を井桁に組み上げて壁にした建物のことを言います。井楼組(せ...
奈良観光

今井町の山尾家住宅

今井町の玄関口にも近い北尊坊通り。奈良の地銀・南都銀行も居を構える通り沿いに山尾家住宅はあります。その歴史を感じさせる建築様式から、昭和60年3月15日に県指定文化財にも登録されています。巴紋の瓦と虫籠窓(むしこまど)。少年時代に夢中になっ...
日本語の意味

鴟尾とは

鴟尾(しび)とは、古代における瓦葺宮殿や仏殿の大棟両端に取り付けられた装飾のことを言います。沓(くつ)を立てた形に似ていることから、沓形(くつがた)とも称されます。唐招提寺金堂の鴟尾はあまりにも有名ですが、再建中の興福寺中金堂の大棟(おおむ...
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