今年も参拝客の目を楽しませてくれる大神神社のささゆり。
見頃を迎えたささゆり園の入口で、ささゆりのクリアファイルが売られていることを知り、この機会を逃すわけにはいかないと思い、さっそく参集殿まで足を運んでみることに致しました。
見頃を迎えた大神神社のささゆり。
勾配のあるささゆり園で、下のアングルから撮影を試みます。
初穂料200円のささゆりクリアファイル
ささゆりのクリアファイルのサイズは縦31cm弱、横22cmでした。
初穂料は200円です。
ささゆりのクリアファイルと巳の神杉。
大和鳳凰寿の会による日本画書展が催されているスペースに腰を下ろし、たった今購入したクリアファイルを巳の神杉にかざします。
宿に帰ってクリアファイルの中身をチェック。
表にささゆりの写真、裏は透明のファイルになっています。これは使い勝手が良さそうです。
大正楼の中庭にも紫陽花が開花しています。
清々しい初夏の三輪山麓を散歩した後、宿の休憩スペースでしばし寛ぎます。
大神神社二の鳥居前にもささゆりが開花していました。
この場所にささゆりが咲いているのを初めて見ました。おそらく今年が初めてではないでしょうか。
ささゆりの古名を「さゐ」と言うようです。
ささゆり園の前の案内板にそう書かれています。狭井川のほとりに咲いていたと伝えられる御神花のささゆり。いにしえより連綿と受け継がれるささゆりの息遣いが感じられます。
ささゆり園の入口。
開花時期は5月下旬から6月中旬にかけてとされます。私が今年、ささゆり園を訪れたのは6月11日でした。例年よりも遅めの訪問となりましたが、その分、開花しているささゆりの数も多く、十分に満足のいくささゆり観賞となりました。
このシュッとした感じの蕾もいいんですよね。
ささゆりならではの風情を感じます。
ささゆりのクリアファイルを購入するために訪れた大神神社参集殿。
玄関口ではおなじみの「なでうさぎ」が出迎えてくれます。
手水舎でもクリアファイルをかざします。
酒樽の上で蛇神様がとぐろを巻いていらっしゃいます。三輪山を幾重にも巻いて、その尾は葛城市の長尾神社にまで達したというお話を思い出します。
クリアファイルの右上には「三輪の笹百合」の文字が見えます。
その下に目をやると、古事記神武天皇の段として「山由理草の本の名 佐韋と云ひき」と記されています。
育てるのが困難と言われるささゆりだけに、少しでもその生育の一助にでもなればと思います。机上にささゆりのクリアファイルを置いて、大神神社をより身近に感じてみるのもイイですね。
<大神神社のささゆり関連情報>