中庭

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中庭に咲くミツマタ!万葉歌人が愛でた花

春を告げるミツマタの花が中庭に咲いています(2012年3月)。万葉集にもよく出てくる三椏(みつまた)は、和紙の原料として知られる植物です。大正楼中庭に咲くミツマタ。ミツマタの名前は、その枝が必ず三叉、つまり3つに分岐する特徴があることに由来...
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中庭のでんでん虫と紫陽花

雨上がりの中庭は風情があります。体いっぱいに水分を補給した植物たちが生き生きとし、木の幹に目をやるとカタツムリが這っていました。毎年梅雨に見られる光景ですが、命の営みを感じる季節でもあります。大正楼中庭のカタツムリ。「円(つぶ)らな笠」を語...
大正楼料理

松葉文様の土瓶蒸し器

二葉松(にようまつ)をデザインした器。土瓶蒸しの器に、縁起物の松葉文様が描かれています。お刺身のツマに、人参や大根で松葉形をあしらうことがありますが、器のデザインにも使われていました。松葉文様の土瓶蒸し器。松茸シーズンに使う器ですが、収納皿...
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彼岸を彩る狐の松明

残暑が厳しかった9月。今年は幾分、ヒガンバナの開花が遅れました。妖艶な姿に隠された体内時計は正確無比でしたが、今年ばかりは違いましたね。お彼岸過ぎの9月末頃に見頃を迎えることになります。中庭に咲く彼岸花。英名を Red Spider Lil...
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日月の火袋!中庭の丸雪見

中庭にアクセントを付ける雪見灯籠。「雪見灯籠」は大別すると、丸雪見と六角雪見に分かれます。六角雪見型灯籠は火袋が六角形なのに対し、丸雪見型燈籠は全体的に丸みを帯びたデザインです。その形状から、宿泊客に柔らかい印象を与えています。大正楼中庭の...
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中庭の濡鷺型燈籠

石燈籠にも様々な種類があります。利久型燈籠、野面灯籠・山灯籠、春日型燈籠などが知られますが、今回は特徴的な濡鷺型燈籠をご案内します。大正楼中庭の濡鷺型燈籠。濡鷺(ぬれさぎ)とは、霧雨の中に一本足で立つサギの姿を意味しています。蕨手を持たずに...
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香り高い沈丁花!中庭に開花

三大香木に名を連ねる沈丁花(じんちょうげ)。春分の日を前に咲き始めていました。雪見灯篭の前に咲く沈丁花。開花時期は3月から4月に掛けてと言われます。原産国は中国で、夏の梔子(くちなし)や秋の金木犀と共に三大香木の一つに数えられます。近づいた...
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石燈籠の格狭間

石燈籠の各部位にも名前があります。燈籠の本来の目的である灯りをともす火袋(ひぶくろ)はよく知られていますが、その他の部位に関しては知らない人も多いですよね。かく言う私も、初めて耳にする名前が幾つかありました。火袋の下の部分を中台と言います。...
大神神社結婚式 披露宴

和太鼓パフォーマンスで盛り上がる中庭

4月中旬の土曜日。桜の花も見頃を終え、初夏を思わせる陽気の中、当館の中庭に於いて和太鼓パフォーマンスが繰り広げられました。一昔前には三味線や太鼓の音で賑わっていた館内ですが、久しぶりにお腹に響き渡る太鼓の音を楽しませて頂きました。中庭にセッ...
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蛇苺の別名はくちなわイチゴ

6月の初旬頃、当館の中庭を掃除していると蛇イチゴの実が成っていました。初夏に黄色い花を咲かせていたと思ったら、もう立派な果実を付けていました。大正楼中庭に結実した蛇イチゴ。大神神社の御霊を分祀した祠の横に、真っ赤な実を付けていました。何とも...
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