大神神社の駐車場案内です。
山の辺の道散策で大神神社を訪れるハイキング客には関係ないかもしれませんが、大抵の参拝者は車で大神神社へアクセスすることになります。JR三輪駅から徒歩数分とはいえ、本数の少ない電車を利用するよりはマイカーを使う人が多いのも頷けます。
大神神社の駐車場は、奈良県道238号三輪山線(大神神社参道)の両側に5か所以上用意されています。寺社参拝の駐車場選びでいつも問題になるのが、果たしてどこの駐車場に停めるのが一番良いのか?
おすすめ駐車場と開場日時
数ある駐車スペースの中から、どの駐車場を選ぶか。
手前で駐車すれば、それだけ目的地までの歩く距離が増えることになります。かと言って、参道の奥まで進んで行くと、今度は満車で駐車できなかったり・・・とかく駐車場選びには迷いが生じるものです(笑)
そこで、おすすめなのが大神神社一の鳥居駐車場です。
大神神社の大鳥居から少し東へ進んだ所にあります。写真の駐車場は参道向って左側のスペースで、東の彼方に神奈備の三輪山を望みます。ここに車を駐車して参道を進めば、神具店や露店などの賑わいを楽しみながらお参りができます。歩く距離にもよりますが、やはり少しは参道をそぞろ歩きしてみたいものです。
奈良交通のバス停留所ですね。
ハングル文字や中国語表記も見られます。さすがは大神神社、国際的な知名度も一昔前に比べれば上昇しているような気が致します。
大神神社一の鳥居は、実は県道238号線沿いからは見えません。
よく知られる大神神社の鳥居は、国道169号線沿いの大鳥居と、参道奥の自動車お祓い所の横にある二の鳥居です。正式な神社参拝の作法として、まずは一の鳥居をくぐる必要があるとも言われますが、果たして大神神社の一の鳥居はどこにあるのでしょうか?
先程の停留所から少し南へ歩を進めると、古色蒼然とした一の鳥居が姿を現します。近くに民家が建っていて、参拝者の車の往来はあまり見られません。今となっては高さ32.2mを誇る大鳥居ばかりが目立ちますが、昔はこの一の鳥居周辺が賑わっていたのではないでしょうか。
大神神社一の鳥居駐車場の中に、「明神道場」の札の掛かった建物がありました。
この中で何が行われているのでしょうか?
明神道場の背後に三輪山が見えます。
アスファルト舗装はされていませんが、かなり広い駐車スペースとなっています。
大神神社社務所の参拝者無料駐車場になっています。
大神神社の駐車場はそのほとんどが無料で、一部が民間の有料駐車場となっています。
駐車場の開場日時が案内されています。
朔(ついたち)詣りの日と日曜・祝祭日に開場されるようですね。時間は午前8時30分~午後4時までとなっています。私が訪れたのは10月初旬の平日でしたが、駐車場は開場されていて、既に十数台の車が駐車していました。平日でも都合によっては駐車することができるのかもしれません。
参道沿いにコスモスの花が咲いていました。
大神神社の賑わいを本格化するため、歩行者天国も含めた参道の拡張案が持ち上がっています。歩道がメインストリートになり、その脇を車道が通るというプランです。近い将来、伊勢神宮参道のような賑わいが生まれるのかもしれませんね。
こちらは大神神社大鳥居下の駐車場。
大神神社関連のイベントが催される日などは、この場所に駐車しておくのが賢明なのかもしれません。参道の奥へ進んで行けば、益々駐車場の混雑が予想されます。Uターンを余儀なくされることも考えれば、手っ取り早く出来るだけ手前に駐車しておかれることをおすすめ致します。
余談になりますが、大神神社の大鳥居には耐震設計が施されていて、マグニチュード10にも耐え得る頑丈な造りなんだそうです。
参道沿いの南酒本舗の東側にある有料駐車場。
無料駐車場が満車の場合は、民間の有料駐車場を利用することになります。まだこの駐車場のある辺りは、JRの踏切手前に位置しています。駐車場選びに際しては、「JR万葉まほろば線の踏切より手前なのか奥なのか」が一つの選択肢になるものと思われます。
二の鳥居近くの無料駐車場。
自動車お祓い所を背にして、西側を向いて撮影しています。
参道沿いにたくさんの車が停まっています。
ちょうどこの辺りが、大神神社拝殿に最も近い駐車スペースになります。JRの踏切も越え、駐車場の最終ラインと言ったところでしょうか。