JR桜井駅から南へ伸びる多武峰街道。
藤原鎌足を祀る”紅葉の名所 ”として知られる談山神社まで続く古道は、所々に歴史の面影を残していて興味が尽きません。
街道沿いにはこんな仏様も(^-^)
どこか微笑ましい表情が印象的です。
多武峰の地名由来
山深い多武峰の地。
桜井市内にあって”避暑地”のような位置付けのエリアです。
多武峰街道を歩いていると、写真のような石碑?のようなものによく出会います。
「町石」と呼ばれ、街道を連ねる道標のような役割があるのでしょうか。
談山神社多武峯町石
町石(ちょういし)ってご存知でしょうか?路傍に立てて、一町ごとに道程を記した石のことで「丁石」とも書きます。仏名や仏像などを刻したものが多く見られます。高野山金剛峰寺の伽藍から奥之院、及び慈尊院に至る道に立てられた道標を「町石卒塔婆(ちょう...
多武峰街道にある聖林寺から三輪山を望みます。
箸墓古墳の墳丘も見え、古代国家成立のミニチュア模型を見ているような錯覚に陥ります。
多武峰の地名は「撓(たわ)む」に由来します。
多武峰の山々の峰が、小枝がしなって撓むように見えることにちなむ地名だとか・・・なるほど、地形を見れば納得がいきますね。