三輪小学校の上手にある天理教敷島大教会。
三輪山の麓に居を構え、遠方からも大きな建物が見えています。敷島大教会にも、天理教本部とよく似たしだれ桜が開花していました。
天理教敷島大教会のしだれ桜。
組物に支えられ、四方に枝を伸ばしています。
「大和」の枕詞とされる敷島。近くの初瀬川沿いには、欽明天皇の磯城嶋金刺宮址(しきしまかなさしのみやあと)があります。日本国の別称を冠するところからも、非常に重要な天理教の拠点と言えるでしょう。
天理教教会本部の枝垂桜!別席場前広場
天理教周辺エリアは桜の名所です。別席場前のしだれ桜は特に素晴らしく、多くの見物人で賑わっていました。天理教教会本部の神殿ですが、人間創造の聖地とされる「ぢば」に建っています。ぢばを中心に東西南北に礼拝場が設けられ、その総畳数は3,157畳に...
崇神天皇の宮跡近く!春を謳歌する天理教の桜
三輪小学校に通学していた頃は、あまり気にも留めなかった桜の木。
当時から花を咲かせていたのかは不明ですが、すぐ前のJR線路沿いにも多くの桜が開花していました。
見事な枝っぷり!
敷島大教会の敷地の間には、縫うように細い道が伸びています。
三輪小学校から金屋方面へ抜ける道なのですが、冬のマラソン大会の練習でよく通りました。細道を抜けて左へ上がると、磯城瑞籬宮跡があります。第10代崇神天皇の宮跡で、今はひっそりとした神社の境内になっています。
天理教ならではの枝垂桜なのかもしれません。
おそらく天理教の教えともリンクしているのでしょう。
山の辺の道の外れにある天理教敷島大教会。桜の季節には、少し寄り道してみるのも面白いのではないでしょうか。