バラまつり開催中のおふさ観音。
おふさ観音のバラが見頃を迎えようとしています。
おふさ観音の本堂。
奈良県橿原市小房町にあるおふさ観音。
車でアクセスしてみて分かったんですが、藤原宮跡からも程近い場所に佇みます。
イングリッシュローズを中心に、なんと約1,800種類ものバラが咲き誇ります。バラにも色々な種類があるんですね・・・バラがいかに人々に愛されてきたか、その歴史を垣間見るような気が致します。
おふさ観音のバラまつりは、春と秋の年2回に渡って催されています。
入場無料というのも、参拝者には嬉しいサービスですよね。
見頃の花まんだら!茶房おふさの薔薇ジュース
境内には色とりどりのバラが咲いています。
仏様の世界になぞらえて、花まんだらと称されているようです。
長谷寺の弘法大師御影堂に於いて、両界曼荼羅を間近で拝見させて頂いたことがあります。実に多様な表情をした仏様が多数描かれていました。
両界曼荼羅を彷彿とさせる”おふさ観音のバラ”。
風鈴まつりの季節が近づいてくると、薔薇と風鈴の競演を楽しむことも出来ます。どこを見渡しても、バラの目に付かない場所がないぐらい、辺り一面にバラの海が広がります。
茶房おふさで頂いたバラジュース。
薔薇の香りが鼻腔に広がり、おふさ観音のバラまつりを体全体で満喫します。
山門を入ってすぐの所にお百度参りの石がありました。薔薇が満開の境内でお願い事をすると、なぜか叶いそうな気がするのは私だけでしょうか(笑)
薔薇香るお房観音の動画
藤原京とおふさ観音を散策して来た時のスライドショー動画です。
おふさ観音にお参りしたかのような臨場感を味わって頂ければ幸いです。
おふさ観音は、安倍文殊院と共に大和ぼけ封じ霊場としても有名です。
ぼけ封じや長寿延命祈願に訪れる参拝者も多いと聞きます。
そう言えば、安倍文殊院にはボケの花が咲いていましたね。
東の安倍文殊院から西のおふさ観音まで伸びる道は、大和三山を眺めながらのハイキングコースになっています。体を動かしてぼけ封じ対策にもなる、一石二鳥の観光ルートではないでしょうか。
おふさ観音と安倍文殊院の共通拝観券である「ぼけ封じ祈祷券」も販売されています。
近鉄駅営業所にて購入することができます。
これだけのバラに囲まれれば、もうそれだけでぼけ封じになっているような気も致しますね。