ならまち周辺を提灯が彩るイベント。
『ならまち遊歩』の期間中、参加店での特別サービスやナイトツアーが実施されています。奈良国立博物館へ向かう途中に立ち寄って来ました。
ならまち遊歩の猿沢池会場。
興福寺五重塔を背景に、猿沢池には赤提灯が掲げられていました。
猿沢イン前の総合案内所に於いて、手形(500円・同額分の金券付き)が販売されています。
手形を購入し、約100店舗での限定メニュー・割引サービスが受けられるというシステムです。さらには、期間中の土日限定でならまちに伝わる不思議な話や怪談話を聞きながら散策するナイトツアーも実施されています。ならまち遊歩ナイトツアーの参加費は1,000円で、提灯の絵付け体験の後、奈良まほろばソムリエと一緒にエリア内を歩きます。
オリジナル提灯で奈良町散策!提灯絵付け体験
猿沢インウッドデッキ総合案内所では、随時提灯の絵付け体験イベントが行われています。
紙提灯をキャンバスに、思い思いの絵や文字を乗せていきます。自分だけのオリジナル提灯を手に、風情溢れるならまちを散策するというウキウキ企画。
猿沢インウッドデッキ総合案内所。
提灯絵付け体験の参加費は500円のようです。
毎年奈良盆地の夏は蒸し暑いですが、夜になれば幾分暑さも和らぎます。
ならまち界隈に掲げられたイベント提灯。
町並みや辻々がデザインされているのでしょうか。
奈良町座による鵲町(かささぎちょう)の案内板。
元興寺の禅定院の坊舎
南鵲院のあったところで町名となったという。『平城坊目考』に古老の話として春日若宮おん祭の「日の使」馬上の衣傘をこの町から出しており、「時の人これを笠鷺と称した。是吉縁なり」と記している。 奈良町座
世界遺産元興寺の門前。
8月23日、24日には地蔵会万灯供養が行われる予定です。
猿沢池畔の道路。
西暦2010年に行われた、平城遷都1300年祭当時にも使われていたであろう灯籠。せんとくんがデザインされていますね。
日が落ちると、灯りが点されるのでしょう。
ならまち遊歩の開催場所ですが、ならまちや猿沢池周辺の他にも、もちいどのセンター街、下御門商店街、橋本商親会などが挙げられます。
こちらは白い提灯ですね。
なら燈花会が終わった後の奈良を彩るイベントです。
やはり絵になる五重塔。
真下から高い塔を見上げるよりも、このぐらいの距離感がベストだと思われます。
興福寺中金堂。
まだ真新しい中金堂ですが、歴史ある興福寺に早く馴染んでいってほしいですね。立派な建築物なのですが、まだ少し違和感があります。年数を経るにつれて、徐々にその人気や価値も高まっていくことでしょう。