走り獅子を刻む石燈籠!山添村の八柱神社

山添村の神波多神社。

牛頭天王を祀るお社で、神仏習合の両部鳥居が出迎えてくれます。その境内には八柱神社が祀られ、獅子を刻む石燈籠がありました。秋祭りの獅子神楽で賑わいを見せる神波多神社ですが、その神楽にちなんだ彫り物なのでしょうか。

八柱神社の石燈籠

神波多神社境内の八柱神社。

社殿右手前に、“走り獅子”の石燈籠が建ちます。獅子舞に頭を噛んでもらうと、「神が付く」と申します。これ以上には無いご利益ですよね。

山添村の神波多神社!除疫神の牛頭天王
山添村の中峰山(ちゅうむざん)エリア。三重県伊賀市に近い場所で、山添村の北東部に当たります。五月橋インターチェンジから少し南へ下った辺りに神波多(かみはた)神社という古社がありました。疫病除けの牛頭天王を祀るようです。神波多神社。織田信長の...

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勢いのある獅子走り!燈籠の意匠に目を凝らす

獅子はライオンですよね。

アニメのライオンキングが人気ですが、そのイメージが重なります。あるいは狩野永徳の国宝・唐獅子図屏風といったところでしょうか。日本の祭事は獅子舞の演舞で盛り上がり、口をカクカクと開け閉めしながら祭りの主役を担っています。

石燈籠の走り獅子

石燈籠に刻む走り獅子。

やや明瞭さには欠けますが、疾走する獅子が表現されていました。

神波多神社の奉納絵馬

奉納絵馬の数々。

海洋を航行する船ですね。その右手は・・・う~ん、よく分かりません(汗)

八柱神社の石燈籠

山添村指定文化財 正平14年(1359)の石燈籠 八柱神社

六角型の総高215cm。円柱の中節上半部に「正平十二巳二亥年四月廿日」の銘がある。笠石に少し欠損したところがあるものの、他はもとのままよく残っている。中台の側面には走る獅子を陽刻、基礎には格狭間(こうざま)を表し、全体としてよくまとまった燈籠である。

石燈籠の格狭間
石燈籠の各部位にも名前があります。燈籠の本来の目的である灯りをともす火袋(ひぶくろ)はよく知られていますが、その他の部位に関しては知らない人も多いですよね。かく言う私も、初めて耳にする名前が幾つかありました。火袋の下の部分を中台と言います。...

走り獅子の陽刻

走り獅子の陽刻。

仏教の世界では、文殊菩薩が獅子の上に乗ります。日本最大の文殊菩薩像である安倍文殊院の文殊菩薩像も獅子の上にまたがっています。

神波多神社の補強材

補強材のようです。

神社を維持していくのも大変な労力だと思われます。

神波多神社の盃状穴
山添村中峯山(ちゅうむざん)にある神波多神社。平安時代の延喜式神名帳にも名を残す古社で、疫神の素戔嗚尊(スサノオノミコト;牛頭天王)を祀ります。悪いものが入って来ないように、村の境目で食い止める。そんな願いが感じられる神社でした。神波多神社...
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