奈良県立万葉文化館のこでまりの花。
バラ科に属する小手鞠(こでまり)ですが、別名を鈴懸け(すずかけ)と言います。
万葉文化館に咲くこでまり。
4月から5月に掛けて開花するこでまりは、清楚で品格の感じられる花です。
花言葉は「品格」小さな五弁花
コデマリとよく似ているのがオオデマリですね。
オオデマリはスイカズラ科に属する植物で、花序もコデマリに比べれば大振りです。
こでまりの原産地は中国のようです。
小さな5弁花が手鞠状に集まって、実に見事な咲きっぷりです。
奈良県立万葉文化館は万葉集に特化した体験型ミュージアムです。
飛鳥の奈良県立万葉文化館
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博物館の前庭には万葉植物が植栽されています。一年を通して様々な花が楽しめる憩いの場です。万葉庭園には舞台もあり、時々屋外イベントも企画されます。
飛鳥寺門前に咲くつつじ。
万葉文化館から徒歩3分ほどの距離にある飛鳥寺。日本最古の本格的仏教寺院として知られ、四季を問わず数多くの観光客が訪れます。
万葉文化館の玄関ホールでは、遷都祭のキャラクター・せんとくんが出迎えます。
古代衣装をまとったせんとくんも素敵ですね。
バラ科でありながら、薔薇のような派手さは感じられませんが、日本人好みのする楚々とした出で立ちに好感が持てます。
薔薇の名所である霊山寺やおふさ観音もおすすめですが、こでまりのように昔から日本人に愛されてきた花にスポットライトを当ててみるのも面白いかもしれません。