大神神社の摂社として知られる率川神社。
6月の三枝祭(百合祭)で有名な神社ですが、紅葉シーズンも終焉を迎えようとする12月初旬に訪れてみました(2011年度)。
率川神社の紅葉。
車道に面した鳥居をくぐると、すぐ右手に率川阿波神社が鎮座しています。
率川阿波神社の初えびす
奈良市本子守町に鎮座する率川神社。率川(いさがわ)神社は、桜井市にある大神神社の境外摂社に当たります。姫蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)を祀り、初夏の三枝祭(ゆり祭)で知られます。お正月も三箇日を過ぎ、仕事を休んで奈良まで足を...
率川神社のお守り!三本杉をデザイン
鮮やかな黄葉に朱色の祠が美しく映えます。神社ならではのコントラストですね。
率川神社境内の蛙石。
蛙の形に似ている石ということで、「かえる石」の名があります。「かえる」という言葉は縁起が良いということで、参拝客が次々に撫でておられました。大神神社には「撫でうさぎ」が居ますが、ここ率川神社では「撫で蛙」が私たちにご利益を授けてくれます。
猿沢池の畔の木も色付いていました。
九重石塔と紅葉の風景・・・
本殿向かって右側に鎮座する率川阿波神社。
御祭神は事代主神です。
つまり、商売繁盛の恵比須様ですね。
率川阿波神社は奈良市最古の恵比須社で、毎年1月4日の宵戎、翌日5日の本戎には数多くの参拝客が率川神社を訪れます。
率川神社のお守り。
大神神社の神紋である三本杉がデザインされています。
観光客の往来で賑わう三条通りからも程近い場所に佇む率川神社。目にも鮮やかな黄葉を楽しむことができます。紅葉狩りというほどではありませんが、ぶらりと境内へ足を運んでみられてはいかがでしょうか。