首から上の守り神として崇められる脳天大神。
境内の休憩所前に置かれていた破魔矢に、脳天大神の眷属(けんぞく)である蛇がデザインされていました。
脳天大神の破魔矢に描かれた蛇。
そのミステリアスな雰囲気から神社に祀られることの多い蛇。眷属ではありませんが、大神神社にも白蛇が棲むと言い伝えられています。脳天大神さんの蛇はとぐろを巻いて、実に霊験あらたかな出で立ちです。
脳天大神の絵馬!修験道の聖地
金峯山寺蔵王堂の下手に、首から上の守り神と言われる脳天大神が祀られています。 蔵王堂から脳天大神までの道のりには、相当数の石段が控えています。 脳天大神の階段!お参りするにはちょっとした体力が必要になります(笑) 脳天大神(のうてんおおかみ...
脳天大神参拝時に頂くゆで卵
脳天大神に参拝すると、ゆで卵を頂くことがあります。
覚澄大僧正が脳天大神様を感得した際、その最初のお姿は蛇であったと言われます。蛇といえば、その好物は卵と相場が決まっています。
脳天大神の信者さんがお供えした卵のおさがりを、ゆで卵にして参拝客にお配りするというものです。
金峯山寺蔵王堂から延々と続く階段を下りて、やっとのことで脳天大神に辿り着きます。
「行きは良い良い帰りは怖い」ではありませんが、今下って来た階段を、今度はひたすら上って行くのかと思うと、さすがに気が滅入ってしまいます(笑)しかしながら、これも修験道における修行の一環なのかもしれませんね。
魔を破る矢と書いて、破魔矢。
いかにもご利益がありそうです。
金峯山寺蔵王堂の下の谷間に鎮座する脳天大神。
頭病平癒、学業成就、入試合格成就を祈願し、数多くの参拝客が詰め掛けます。お百度修行や各種祈祷の申し込みもできます。